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Confessions of a Shopaholic
2009/アメリカ/ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン/105分
出演:アイラ・フィッシャー ヒュー・ダンシー ジョーン・キューザック ジョン・グッドマン ジョン・リスゴー クリスティン・スコット・トーマス 
監督:P・J・ホーガン
製作:ジェリー・ブラッカイマー
原作:ソフィー・キンセラ
脚本:トレイシー・ジャクソン、ティム・ファース、ケイラ・アルパート
撮影:ジョー・ウィレムズ
衣装:パトリシア・フィールド
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
http://www.movies.co.jp/okachu/

偏差値:57.8 レビューを書く

緑のスカーフが欲しくなる! [80点] [参考:1]

このレビューはネタバレを含みます

監督は「ベスト・フレンズ・ウェディング」のP・J・ホーガン。「プラダを着た悪魔」のスタイリスト、パトリシア・フィールドが衣装を担当。
N.Yで平凡な女の子が雑誌業界で駆け上がっていくサクセス・ストーリー。

しょっぱなから次から次へと、色とりどりのブランドのファッションや靴、バッグが「これでもか!」と洪水のように出てくる、出てくる。
ブランドにほとんど興味のない私ですら、見ていて眼の保養?ができてとても楽しい。

また、バーゲンでの女たちの戦いのすさまじさは、世界中どこでも同じだというのもわかった。
スタッフが「プラダを着た悪魔」と同じなせいか、一見、似ている内容だが、私はこちらの方が後味が良かった。

だが、現実には「お買いもの中毒者」というのは大変なんだろうな。カード社会のN.Y。レベッカのように12枚とか持っている人もけっこういたりして・・・。

ヒロイン、レベッカ役のアイラ・フィッシャーを初めて見たが、なかなかキュート。
中肉中背の体で、よく動きまわっていてとっても可愛い。
そして背景のショーウインドウのマネキンたちが人間以上に、この映画では、威力を発揮している。

「お買いもの中毒症」ではない私には、まさかドレスやスカーフをまとったマネキンたちが客に、手招きして「あなたにお似合いよ、さあ、さあ買いましょうよ!」とニッコリなんて見えたためしがないので思わず、これにはノケぞった!!

あと、カードの督促男も、超笑える。
TVに出てまで督促をせまるカード会社の社員は現実にいないだろう。
わはは、この辺は、ユニークで面白かった。

また、なつかしかったのはレベッカの母を演じた、ジョーン・キューザック。
だいぶ老けたけど「ワーキング・ガール」といい、この手のラブコメにはぴったりな女優さんだ。

あと、レベッカの友人役のクリステン・リッター。
この可愛い女優さんは、要チェックだ。
アイラ・フィッシャーもいいが、クリステンの方が将来性を感じる。
まだ主役ではないが「幸せになるための27のドレス」「ベガスの恋に勝つルール」など最近のラブコメに良く出ている。
楽しみな女優がまた出てきたな。

2009/06/01 20:20

ちりつも

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最近ラブコメの良さがわかってきたので、見たくなりました。

シネマガ管理人 (09/06/01 20:36)

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