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Gran Torino
2008/アメリカ/ワーナー・ブラザース映画/117分
出演:クリント・イーストウッド ビー・ヴァン アーニー・ハー クリストファー・カーレイ ジョン・キャロル・リンチ ブライアン・ヘイリー ブライアン・ハウ ウィリアム・ヒル 
監督:クリント・イーストウッド
http://wwws.warnerbros.co.jp/grantorino/

偏差値:60.2 レビューを書く 解説

グラン・トリノって車の名前だったのね [79点] [参考:1]

『チェンジリング』があまりにも素晴らしかったので
『グラン・トリノ』も絶対に映画館で観よう
と、予告を観ながら決心した。

完成度でいうと『チェンジリング』のほうが上に感じた。

内容は他の方が丁寧に語ってくれているので触れない。

非常に個人的なことなんだけど
イーストウッド演じるクソ頑固オヤジウォルトが
自分の父親に非常によく似ているもんで、
「うちの父親ももう家族との交流は期待できないんだから
タオみたいな若モンと付き合ったらいいんではないか」
などということを考えながら、独特の感慨を持って観ていた。

さて、どこで観たのか何で観たのかわかんないのだけれど
あのラストのシーン、何かで似たようなものを
絶対に観たことがある気がするんだが、なんだったか…。
なので、こう意外な驚きとかは特にないんだけど
でもあのラストにはジンとさせられる。

でも一個だけ、どーしても?なシーンがあって
雨の中タオが、ウォルトに支持された
向かいの家の修繕をするシーンがあるんだけど
『なんか違和感…』と思って観ていたら
それを見つめるウォルトのバックにあるガラス窓(?)
に映る空が、思いっきり『青空』なのだ…。
白い雲、青い空、なのだ。

『え? お天気雨か?』
『時系列バラバラにしてあるのかな?』
と思ったんだけど、どーもそういう雰囲気ではなかった。

そこがすんごい気になってしまった。
イーストウッド、わざとか?

2009/06/04 21:00

cathy

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