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ウィズ

The Wiz
1978/アメリカ/134分
出演:ダイアナ・ロス マイケル・ジャクソン テッド・ロス メイベル・キング リチャード・プライアー ニプシー・ラッセル 
監督:シドニー・ルメット
製作:ロブ・コーエン
原作:L・フランク・ボーム、ウィリアム・F・ブラウン

(データベース登録者:ころね

偏差値:49.2 レビューを書く

色んな意味で黒いオズ・ワールド [50点]

※ネタバレを含むレビューです。
オズの魔法使いをミュージカル化した「ウィズ」の映画版。
元がミュージカルなので、所々に歌と踊りが入って結構賑やかな作品となってます。

そして、何よりも興味深いのは配役に当時人気絶頂のマイケル・ジャクソンが入っている事ですねー。主役であるダイアナ・ロスよりも目立ってます。
全体の何割かはマイケル成分で出来てますね(笑)

出演スタッフが全員黒人というのも目新しいですねー。
1939版のオズの魔法使いが白人版と呼ぶなら、まさにこの作品は黒人版オズの魔法使いという所でしょうか。
39年版よりも明らかにパワフルな歌と踊りと演出です(笑)

ただ、39年版と比べると……あれはあれで結構表現的に残酷なシーンありましたが……妙に殺伐としたオズ・ワールドという感じでしたねー。一瞬、ブレードランナーを観ているとかいう錯覚を覚えました(まてこら)


オズの魔法使いを知っている方は、どこが違うかーなどという部分を探したりすると楽しいかも知れませんねー。
地味にドロシーがウィズの役割を奪っている所など、くすっと笑う部分があったりなかったりする一本でしたっ。

2009/04/11 06:17

ころね

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