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エド・ウッド

Ed Wood
1994/アメリカ/124分
出演:ジョニー・デップ マーティン・ランドー サラ・ジェシカ・パーカー パトリシア・アークエット ジェフリー・ジョーンズ G・D・スプラドリン ヴィンセント・ドノフリオ ビル・マーレイ マックス・カセラ リサ・マリー ジョージ・スティール ビフ・イェーガー ビル・キューザック ジュリエット・ランドー 
監督:ティム・バートン
音楽:ハワード・ショア 脚本:スコット・アレクサンダー/ラリー・カラゼウスキー

(データベース登録者:ころね

偏差値:61.2 レビューを書く

嘘みたいな、本当の話! [88点] [参考:2]

史上最低の監督と言われ、最後の死ぬ時まで成功することなく映画作りに情熱を燃やし続けたエド・ウッドの半生を描いた物語。

黄金期と呼ばれる「グレンとグレンダ」から「プラン9・フロム・アウタースペース」を制作するまでを描いているのですが、映画を撮る為にハッタリを利かせ、キャストを集め、自分も役者として監督としてプロデューサーとして活躍し、様々な問題を抱えているキャストやスタッフをまとめて強引に撮影をしていく彼の姿はまさに映画のシナリオのようで、でも実話(笑)

一応、「グレンとグレンダ」「怪物の花嫁」「プラン9・フロム・アウタースペース」は既に観ていたので、あの作品がこういう工程を経て出来たんだという点で笑ったり、見比べしても同じだと思う位に忠実な再現度合いに笑ったりしましたっ。

普通の映画なら、ここで何か一つ成功してハッピーエンドとなるんでしょうけど、現実はそうはいかないものですよねー。
まさにエド・ウッドの人生とはその「当たり前」な現実と戦い続けた一生だったのではないでしょうか。

2009/04/08 20:05

ころね

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