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Street Kings
2008/アメリカ/20世紀フォックス映画/109分
出演:キアヌ・リーヴス フォレスト・ウィテカー ヒュー・ローリー クリス・エヴァンス 
監督:デヴィッド・エアー
http://www.fakecity.jp

偏差値:49.2 レビューを書く 解説 予告を見る

人それぞれに正義があるのです。 [50点]

このレビューはネタバレを含みます

キアヌといえば、未だにマトリックスのイメージが抜けていない私です。

事件解決の為なら違法紛いの捜査も迷わず行い、数々の事件を解決してきたロス市刑のトム。
しかし、彼のやり方に良く思わず内務調査が行われ始める最中、かつての相棒であったワシントンが内務調査班に接触しているという情報を主入手し、その真偽を確かめようとした矢先、ワシントンとはコンビニ強盗によって射殺されてしまうのだが、これは全ての始まりでしかなかった……。

違法で捜査であっても解決する為なら迷わない警官と、大きな黒幕との抗争劇というのは昔からある良い題材だと思います。
ただ、テーマやテンポなどからして個人的に全体を通して地味な作品だなぁと思いました。
もちろん派手にドンパチするシーンもありますけど、それを覆ってしまうどんよりと灰色な雰囲気が漂っていて、スカッとしたい人にはあまりオススメしないかもです。

でも、正義とは何かというテーマ、勧善懲悪ではない物語、そしてキアヌの新しい一面が観れる良い作品だと思います。

2012/07/15 13:49

ころね

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