Quantum of Solac
2008/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
出演:ダニエル・クレイグ オルガ・キュリレンコ マチュー・アマルリック ジュディ・デンチ ジェマ・アータートン ジェフリー・ライト
監督:マーク・フォースター
製作:マイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ
脚本:ポール・ハギス、ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド
面白かった。面白かったが・・・ [80点]
このレビューはネタバレを含みます
前作にして傑作だった「カジノ・ロワイヤル」の続編ということで、期待せずにはいられない。
今作のテーマにジェームズの復讐がありますが、敵を殺すのを強調した物語の流れと、愛ではなく、復讐で繋がるボンドガールとの関係(ベッドインすら無し)は斬新で、前作以上に硬派なジェームズ・ボンド像を良く描けていたと思います。
それともう一つの売りである派手なアクション、「またアクションか・・・」と最初は辟易しましたが、秘密兵器を多様したものではなく、体と体のぶつかり合いによるアクションなのも高評価。うむ、カッコイイ。
今までにはない要素や、今までのお決まりが無い(そういや、いつものあのセリフも出てこなかったなぁ)、007で、スタッフの強い熱意を感じた意欲作でしたが、すいません、前作は越えられなかったので、この点数。
しかし、まだまだダニエル・クレイグによるジェームズ・ボンドは観れそうなので、次回作に期待ということで。
2009/02/26 22:28