ちょっと違う切り口の映画ニュースをお届けするウェブマガジン


3:10 to Yuma
2007/アメリカ/シナジー/122分
出演:ラッセル・クロウ クリスチャン・ベール ピーター・フォンダ ベン・フォスター グレッチェン・モル ダラス・ロバーツ アラン・テュディック ローガン・ラーマン ケヴィン・デュランド 
監督:ジェームズ・マンゴールド
http://www.310-k.jp/

偏差値:58.9 レビューを書く 解説

男泣き [65点] [参考:3]

このレビューはネタバレを含みます

実はこの映画、アメリカでは二年前に公開された作品。
アメリカでウエスタンはヒットしないと言われ続けてきた中で久しぶりのヒットをした映画ということだけあり、面白かった。
何といっても、悪役ではあるがラッセル・クロウがカッコイイ!
ラストシーンでラッセル・クロウが何故走ったのか、それが一番の見所。
クリスチャン・ベイルも複雑なキャラクターを演技しているのですが、彼が演じる農夫より、
ベン・フォスター演じる強盗団や、ピーター・フォンダが貫禄たっぷりに演じた賞金稼ぎの方が
印象が強く、クリスチャン・ベイルの印象が薄かったことは少し残念でした。しかし、
彼の息子が護送する一団の後をこっそり尾いてきてしまうという、ラストシーンに繋がる重要な
部分で、彼の演技によりぐいぐい心を引っ張られました。
父親と息子の、その関係の描き方がたまらなく心に迫ってきます。
善とは何か、プライドとは何か、そして何よりも親として子供に伝えなければならないことは何かを感じることのできる作品です。

2009/08/01 13:24

こっこ

参考になりましたか?

この映画のレビューをまとめて表示する