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レスラー

The Wrestler
2008/アメリカ/日活
出演:ミッキー・ローク エヴァン・レイチェル・ウッド マリサ・トメイ マーク・マーゴリス トッド・バリー ワス・スティーヴンス ジュダ・フリードランダー アーネスト・ミラー ディラン・サマーズ 
監督:ダーレン・アロノフスキー
http://www.wrestler.jp

偏差値:63.7 レビューを書く 予告を見る

ばかな男に [96点]

※ネタバレを含むレビューです。
共感できないという意見も多く拝見します。
年代で感じ方の違う映画ですね。
でも痛いほどよくわかります。
ヒットしたのは共感できる人の方が多かったということでしょうか。

人間、老いると弱くなりますね。
若いときに人気のあったプロレスラーとて同じ。
華やかだった人ほど余計にそう感じるのかもしれません。
友達だけではそれを埋められないのでしょうか。

途中喧嘩してた娘とも和解してよい雰囲気になるのかな、と思ってたのに、娘はおろか彼女とも、そしてバイト先でも喧嘩して、最後は悲しすぎます。

最後は亡くなったんでしょうね?
せめて彼女と結ばれてほしかった。

2009/12/02 12:32 (2012/11/20 00:52修正)

zerozerooyaji

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男の美学。 [95点] [参考:3]

※ネタバレを含むレビューです。

ボロボロのプロレスラーを演じたミッキー・ロークは哀愁漂いまくりで、それだけで泣けてくる。

リングしか知らなかった男が、限界を超えてしまった体で、変わろうと、人生をやり直そうと、スーパーでの仕事を張り切り、同じように体を張って生きてきたストリッパーの女にアタックし、疎遠になっていた娘との仲を修復しようとし、しかし、しかし、過去に栄光を味わった男の居場所はファンの待っているリングしかない。

プロレスラーという職業の現実と、リング以外の現実。
言われる方も、言う方も、心がチクチクと痛くなってくる台詞。男としての生き様に、美学に、グラン・トリノ と同じ様に、家に帰ってきて、思い出して、込み上げてきた。

僕はミッキー・ロークの事を80年代の絶頂期も知らないし、90年代の猫パンチはちょっと知ってるけど、どん底を味わっていた事は知らないので、この作品で演じた役とミッキー・ローク自身を重ね合わせて観ていたわけではないが、知っていれば更に感慨深く観れるでしょう。

あの哀愁たっぷりオーラは尋常ではない。ミッキー・ロークに拍手を送りたい。

2009/07/12 13:16

いきいき

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2009年6月10日(水)、サラリーマンの町・新橋にて、『レスラー』のイベント試写会が執り行われ、ミッキー・ローク演じるレスラーの人生にちなんで、「崖っぷち」に立たされている有名人、加護亜依とムーディ勝山が登場した。

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