2009/日本/ワーナー・ブラザース映画=東映/102分
出演:綾瀬はるか 青木崇高 仲村トオル 石田卓也 大後寿々花 福士誠治 光石研 田口浩正 市毛良枝 木村遼希 高橋賢人 橘義尋 本庄正季 恵隆一郎 吉原拓弥
監督:羽住英一郎
原作:水野宗徳
脚本:岡田惠和
撮影:西村博光
音楽:佐藤直紀
http://wwws.warnerbros.co.jp/opv/
昔、中学生だった男性に捧ぐ [80点] [参考:1]
とにかく自分の中学高校時代を思い出しながら終始クスクス笑うことができた作品である。
当時の自分はあの男子バレーボール部の6人ほどエロくはなかったよな、いやいや今思うともっとエロかったかもなどと考えてしまった。
そりゃ綾瀬はるかのおっぱいが拝めるのなら、今でも死にもの狂いで頑張るだろうな。(いかんいかん、とんだエロ親父発言だなこりゃ。)
しかしこの作品を世の女性諸君はどう受け止めたのだろうか。
女性にも人気のある(と思っている)綾瀬はるかが主演のため観客には女子中学生や女子高生も多かったが、彼女たちはあまり笑っていないような気がした。
綾瀬はるかが着任の挨拶で全校生の前で自分の1番好きな詩の話である言葉を連呼するところは爆笑ものだったが、彼女たちは笑っていないと言うか、あえて平静を装っているように感じた。
本当は笑いたいのにあそこで笑うと自分のエッチさが暴露されるので我慢してたのだろうか。
それとも男性はあのエロい男子バレーボール部の6人にすんなりと同調できるが、女性には難しいのだろうか。
いやむしろ彼女たちは女子バレーボール部員の気持ちになって、全く男はいくつになっても、とあきれていたのかも知れない。
この映画は紛れもなく昔、中学生だった男性のための映画であり、オープニングから流れる数々の懐かしい音楽によって当時にタイムスリップさせてくれるタイムマシンのような作品である。
2009/05/13 23:05