1988/日本/120分
出演:古谷徹 池田秀一 鈴置洋孝 榊原良子 白石冬美 山寺宏一
監督:富野由悠季
脚本:富野由悠季
音楽:三枝成章
(データベース登録者:tochiro)
偏差値:64.3 レビューを書く
アムロvsシャア最終決戦。ガンダム伝説の終焉 [95点]
このレビューはネタバレを含みます
この作品は「機動戦士ガンダム」シリーズの事実上の最終回といっても過言ではないと思います。
戦う理由なんてない、戦争の中でたまたま出会ってしまった二人の最終決戦。決着がつかずに終ってしまうところが切ない。あの後、アムロとシャアはどうなったのか。富野監督によると二人とも死亡したらしいけど。
エンディングはTMネットワークの「beyond the time」何度聞いても、あのイントロに痺れます。このエンディングで映画館の席を立っちゃう人、ビデオなら早送りしちゃう人、DVD&Blu-rayなら停止ボタンを押しちゃう人は絶対にいないはず。
滅多に人の作品を褒める事のない押井守も「逆シャア」を気に入ってるらしいです。この作品の持つ壮大なテーマ、そしてスケールの大きさといった所が好きな理由かも。ガンダムファンだけでなく、一本の映画としても十分見応えたっぷりです。
ギュネイ・ガスの声をまだまだ新人の頃の山寺宏一が演じてます。めちゃくちゃ声が若いです。とっても初々しい山ちゃんです。
ブライト艦長の息子、ハサウェイ・ノア。このあと彼もアムロやシャアの意思を引き継ぎ戦いの中に身を投じていきます。『閃光のハサウェイ』
僕はこの作品を是非とも映像化してもらいたいのだけど、ブライト役の鈴置さんが亡くなってしまったから無理かな。
やっぱりガンダムは宇宙世紀の話が一番面白いですね。
2009/03/18 20:48