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機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

1988/日本/120分
出演:古谷徹 池田秀一 鈴置洋孝 榊原良子 白石冬美 山寺宏一 
監督:富野由悠季
脚本:富野由悠季
音楽:三枝成章

(データベース登録者:tochiro

偏差値:64.3 レビューを書く

誰にも超えられない男達の伝説 [100点]

※ネタバレを含むレビューです。
この映画、僕と同い年の1988年に公開。にも関わらず、今観てもまったく見劣りしないこのクオリティは凄い。

戦闘シーンは言うまでもなく、むしろ最近になって良さに気付いたのは音楽。BGMが作品のムードを盛り上げます。口で説明したいのですが、とても難しい。映像とマッチしてるというのもあるのでしょうか。とにかく最高です。

あと、アムロとシャアのやりとりから生まれる名セリフは色んなゲームで何度も聞けるものの、やはりこの映画で聞くセリフが一番。音楽にしても、やはりアニメは映像ありきですね。

ガンダム史上最高のライバル、アムロとシャアの決着。予告編っぽく言うと炎の最終対決。観たのは割と久々で、この二人は本当に最期の瞬間まで、お互いの悪口ばかりだったのが軽く引きつつ、ラストシーンの地球を覆う「人の心の光」にとても感動しました。

2010/01/06 18:00

ハローメロウ

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アムロvsシャア最終決戦。ガンダム伝説の終焉 [95点]

※ネタバレを含むレビューです。
この作品は「機動戦士ガンダム」シリーズの事実上の最終回といっても過言ではないと思います。

戦う理由なんてない、戦争の中でたまたま出会ってしまった二人の最終決戦。決着がつかずに終ってしまうところが切ない。あの後、アムロとシャアはどうなったのか。富野監督によると二人とも死亡したらしいけど。

エンディングはTMネットワークの「beyond the time」何度聞いても、あのイントロに痺れます。このエンディングで映画館の席を立っちゃう人、ビデオなら早送りしちゃう人、DVD&Blu-rayなら停止ボタンを押しちゃう人は絶対にいないはず。

滅多に人の作品を褒める事のない押井守も「逆シャア」を気に入ってるらしいです。この作品の持つ壮大なテーマ、そしてスケールの大きさといった所が好きな理由かも。ガンダムファンだけでなく、一本の映画としても十分見応えたっぷりです。

ギュネイ・ガスの声をまだまだ新人の頃の山寺宏一が演じてます。めちゃくちゃ声が若いです。とっても初々しい山ちゃんです。

ブライト艦長の息子、ハサウェイ・ノア。このあと彼もアムロやシャアの意思を引き継ぎ戦いの中に身を投じていきます。『閃光のハサウェイ』
僕はこの作品を是非とも映像化してもらいたいのだけど、ブライト役の鈴置さんが亡くなってしまったから無理かな。

やっぱりガンダムは宇宙世紀の話が一番面白いですね。

2009/03/18 20:48

tochiro

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