『センチメンタルヤスコ』完成披露試写会レポート

舞台挨拶の様子

4月21日(土)より渋谷ユーロスペースにて公開となる、映画『センチメンタルヤスコ』の完成披露試写が行われ、『ベロニカは死ぬことにした』を手掛けたことで注目を集めた堀江慶をはじめ、本作の主演の“岡本あずさ”、共演者の“高木万平”、主題歌を担当した“May J.”らが登壇した。

■日時:4月17日(火)
■場所:映画美学校(東京都渋谷区円山町1-5)
≪登壇者≫ 岡本あずさ、高木万平、堀江慶監督 + May J.(歌手)

岡本様:初めての単独主演映画で、お話をいただいた時は本当に驚きました。キャバクラ嬢の役ですがキャバクラに行ったこともないし、7人の男の人に愛されるなんて事ないので、どう演じたらいいのか分からなかったです。でも撮影前に勉強で監督やスタッフの方とキャバクラに行ったのが、凄く勉強になりました。男性スタッフが本当に嬉しそうで、人を喜ばせられるキャバ嬢の仕事って素敵だなっとおもいました。

高木様:キャバクラのボーイの役だったのですが、僕もキャバクラに行ったことがなくて、一緒にキャバクラに勉強に行ったんです。勉強に行ったはずが凄く酔ってしまって…、全然覚えてないんです(笑) でもしっかり仕草など勉強しました。あと現場で皆は僕のことを万平って分かっていながら冗談で「心平」って呼ぶんですよ!! 「万平です!」って言いながら切なくなりました…。

May J.:ヤスコは自分に自信が持てなくて、誰も愛せないでいる子なんです。でも人は一人じゃ生きていけないから愛を求めるわけですが、誰かに愛されたいなら、まずは自分を愛してと思って、ポジティブな思いを込めて作りました。2月に行った本作のPRイベントで主演の岡本あずささんに初めてあった時、なんて美しい子なんだろうと思いました。19歳には見えないほど落ち着いていて、本当に素敵ですよね。

堀江監督:久しぶりに作ったオリジナルの作品で、一人でも多くの人に観て欲しい作品です。舞台とはエンディングが違うので、新しい「センチメンタルヤスコ」を楽しんでいただけると思います。人には、必ず一人は愛する人がいると思います。大切な人への愛を感じてもらえる作品です。ぜひご覧ください!

4月21日より、渋谷ユーロスペースほか全国順次公開!

2012/4/19 7:31