スピルバーグが見出した天才子役初来日『リアル・スティール』

舞台挨拶の様子

11月29日(火)、六本木ヒルズアリーナにて『リアル・スティール』のジャパン・プレミアが華やかに開催された。本イベントには、日本の主要メディア、ムービーカメラ65台、スチールカメラ42人が集まる中、スピルバーグが見いだし、ヒュー・ジャックマンと共に主演を務めた天才子役ダコタ・ゴヨ(12歳)、監督のショーン・レヴィ、実写のハリウッド映画では初めて日本語版を演じた女優の天海祐希さん、という豪華メンバーが集結。そして、映画に出演していた旧式ロボットのATOMもかけつけ、集まった多くのファンが見守る中、たくさんの熱い声援に応える華やかなジャパン・プレミアとなった。

会場では初冬の夜を飾る鮮やかなレッドカーペットが敷かれ、熱気に包まれたファン達が今か今かと待つ中、ダコタ・ゴヨくん、と天海祐希さんが乗った車が到着。先にダコタ君が車から降り立つと取材陣のカメラへ笑顔で手を振り、続いてマニッシュな黒のタキシード姿の天海さんが車から降り立つと、ファンから熱い声援が飛んだ。ダコタ君は天海さんとともにファンの声援に手を振って応えながら、待ち構えた多くのマスコミの取材にも愛くるしい笑顔で答え、天海さんと二人で和気あいあいとジャパン・プレミアを楽しんでいた。続いてショーン・レヴィ監督が登場。颯爽と車から降り立つと、会場の盛り上がりは最高潮に。そして一足早く特設ステージで彼らの到着を待っていたATOMと共に日米のゲストがステージに登壇。

ダコタ君は、初めての日本のプレミアと、会場の熱気に「(日本語で)こんばんは!」「本当に日本に来れてうれしいです!と興奮気味に語り、「日本は大変な時期がありましたが、この映画も努力と夢を持っていれば必ずいい日が来る。という映画です」と集まったファンにメッセージを贈った。天海さんは現地時間10月2日にロサンゼルスで行われたワールドプレミア以来のダコタ君との再会に、「前回はアウェイで緊張しましたが(笑)、今回はホームなので堂々と迎えたいと思います」と語った。ダコタくんは天海さんとの再会に、再会できてうれしいです」天海さんの印象を聞かれると日本語で「きれい!」と照れながら答え、天海さんも「頑張ります!ありがとうございます!」と嬉しそうに答えた。

そして、ダコタ君「ホントに楽しんでいただける映画です。ロボットの闘いもすごいですが、ロボットのATOMが、父と息子をつなぎとめるハート役としての活躍も注目です」

天海さん「男性が好む映画と思うとやけどしますよ!親子の絆、女性が見ると、男性のことがわかると思います。ぜひ女性の方はヒュー・ジャックマンさんの素敵さやダコタくんの聡明さ、私が声を担当した、エヴァンジェリン・リリーさんの美しさや強さ、愛情に涙して映画館を出ていただけると思います。ぜひ大きなスクリーンでご覧ください」、ショーン・レヴィ監督「この映画で7,8か国まわりましたが、こんなに泣くと思わなかったとよく言われます。ぜひ見に行ってほしいです。」と、本作への意気込みと日本のファンへのコメントを披露した。

12月9日(金) 全国ロードショー

2011/11/29 22:39