堺雅人『日輪の遺産』完成披露試写会レポート

8月8日(月)、東商ホールにて、『日輪の遺産』の完成披露試写会が行われ、堺雅人、福士誠治、ユースケ・サンタマリア、森迫永依、松本花奈、佐々部清監督が登壇したほか、イメージソング「永遠の調べ」を歌う元ちとせが応援にかけつけ、この曲をライブで披露した。
登壇者のコメントは以下の通り。
堺 「この映画を撮影したのは去年の6月でした。その時はまさか公開の時に日本がこういう状況になっているとは誰一人思っていなかったのですが、こういう日本になってはじめて、こういう日本だからこそ、皆様の心に響く要素をこの映画は沢山持っている、そういう作品ではないかと思います」
福士 「佐々部監督とは僕の映画デビュー作『チルソクの夏』以来で、ゼロの状態を知っている監督に自分の成長ぶりも見られるような緊張感があり、萎縮しつつ、胸を張って頑張りました」
ユースケ 「男というのは、人生の中で一度や二度、愛するものや自分の大事にしてるもののため、命をかける瞬間があるかもしれないので、僕たちはいいのですが、可愛い女の子たちが過酷な運命に巻き込まれていくというのが可哀想で可哀想で・・・ でも、現場の役者チーム、スタッフのみなさん、何より女の子たちのかわいい笑顔、純粋な笑顔に助けてもらいながらなんとかやり遂げました」
森迫「撮影前、当時の女学生たちの日記を皆で読んだり、実際に学徒動員された方にお話を伺ったりしました。演じる上でとても貴重な時間になりました」
松本「撮影前、監督やスタッフから当時の少女たちの立ち姿とか歩き方とか気持ちとかを色々教えていただいて、当時、そういう少女がいたんだな、ということを思いながら演じました」
監督 「このドラマに出てくる少女たちの悲劇について、最初に決めたのは、「ひめゆりの塔」の悲劇を提示する映画にはしたくないということです。日本人ががちゃんと立ち上がる様を今の我々がちゃんと受け止められるような映画にしたいと思って、それが浅田次郎先生の『日輪の遺産』という原作に込められた想いだと感じました」
元「誰もが永遠の眠りに付く時に、贈ってもらいたい歌があるのではないかと思います。その歌があることで、残された人たちの中に誰もが生き続けていけるはずで、この映画の中の少女たちにそういう歌がぜひあって欲しいという想いを込めました」
8月27日(土)、角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー。
2011/8/10 19:53


