これが恐怖の意味?『悪夢探偵2』初日舞台挨拶

悪夢探偵2

【ムービーアイ】12月20日(土)、渋谷にて、『悪夢探偵2』の初日舞台挨拶が行われ、松田龍平、三浦由衣、市川実和子、光石研、塚本晋也監督が登壇した。

『悪夢探偵2』は、他人の夢の中に入れる特殊能力をもった男について描いたシリーズ2作目。上質なサイコサスペンスのような構造を持った前作の続きとしてではなく、秘密に迫る序章ともいうべき物語になっている。

年末とあって、正月戦線に向けて、この日は他にも各社30本もの映画が同時に封切られたが、最初にマイクを渡された松田さんは「今日は沢山の映画が公開されていますが、その中で『悪夢探偵2』を選んでいただきありがとうございます」と謙虚に挨拶した。続く三浦さんは、他に言うことがなかったのか、松田さんと全く同じ挨拶になってしまい、これを受けて、市川さんと光石さんもお約束のごとく同じ挨拶を復唱し、笑いを誘った。

MCが映画の見どころについて訊いたところ、松田さんは「コメントは控えておきます」と言葉少なげ。みんなの恐怖体験について訊いたところ、塚本監督は「子供の頃からずっと怖がりだったけど、エッチなことを考えると怖くなくなるんです」と独自の恐怖の克復法を語った一方、三浦さんは「深夜3時頃にテンションがマックスになった自分が怖かった」と言って観客を笑わせ、光石さんは「スタッフが怖いくらい仕事に集中していて、黒いシャツが汗で真っ白になっていたのが怖かった」と、だんだん恐怖の意味が違う方向へと一人歩きしていった。市川さんは「私たちの役がとにかく怖いです」と役作りについてアピール。監督はそんな市川さんの演技について「すっげー素晴らしかった」と声を高くして絶賛していた。

松田龍平
松田龍平

塚本晋也監督
塚本晋也監督

悪夢探偵2』はシネセゾン渋谷ほかにて公開中。

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2008/12/26 3:19

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