メリル・ストリープ (今週のスター)

女性たちのカガミです

 アカデミー賞とメリル・ストリープは、きってもきりはなせない仲になりつつある。僕が知っているのだけでもストリープはどれだけオスカー候補にノミネートされたか・・・。今までにオスカー、ゴールデングローブ賞、カンヌ映画祭女優賞など、数え切れないほど沢山の賞を受賞し、現代映画界を代表する演技派女優、みたいな感じなんだけど、ここで賞のことについてだらだらと書いたところでキリがないだろうから、別のことについて書きたいと思う。

 ストリープは実はいじめられっこだったって知ってた? 小さい頃は髪の毛はぼさぼさで、どぎつい眼鏡はめてたらしくて、さんざんいじめられたとか。とはいっても成績は優秀だったということから推測すると、登校拒否をしない逞しい少女だったのかもしれない。ここから、彼女の役柄のひとつである「耐え抜くことができる人物像」みたいなものができあがったのかも?

 さすがに演技派とあって、芸幅も広く、シリアスからコメディ、最近はサスペンスなどもできるようになった。「クレイマー、クレイマー」(79)、「マディソン群の橋」(95)などを見てみると、まさに大人のドラマにでてくる典型的なヒロインを演じているね。きっと彼女の役に共感する女性ファンも多いことだろう。男の僕がいうのもなんだが、女性客は彼女の役と自分を照らし合わせることで、深い感動を覚える、のだと思う・・・。そして、彼女の役がたどった運命を、自分の運命になぞらせてバーチャル体験を楽しむ、のだと思う・・・。チガウか?

 前に何かの本で読んだんだけど、どうやらストリープは方言もうまいらしい。米国のあらゆる州の方言をマスターしており、多分イギリス英語もペラペラでしょう。で、彼女の演技が高く評価されているのは、方言がうまいからなのらしい。実はアメリカでは、方言ができるかできないかで、オスカー候補にあがるかあがらないかが決まってしまうほど、喋り方に対して厳しいのが現状なのである。病人役がオスカー候補になりやすいのと同じく、なまりがうまい人もオスカー候補になりやすいのである。ストリープは勉強熱心だから、その辺については申し分なしだ。たぶん。

 それにしても、彼女は年をとるごとに綺麗になっていくような気がする。美人じゃないけど、すごーく魅力的なんだよねー。たまには色っぽい奥さん役とかにも挑戦してもらいたいけど、いや、やっぱ悲劇の不倫に走るヒロインの方がいいか? ストリープは男を挑発するような役よりも、一人の男にだんだんと気を許してしまいそうな役が似合うかも。僕はそんなイメージもってますねー。そこが好きだけどね。

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