ブリジット・バルドー (今週のスター)
流行スタイル3「バルドー・スタイル」
3人目は、みんなが大好きな、ブリジット・バルドー。通称BB(ベベ)です。ついにこの人を取り上げるときが来たか・・・。彼女のセクシーなヘアスタイル「バルドー・スタイル」(長い髪の毛をゆるくカールして顔の回りを短い乱れ毛で覆うスタイル)は、59年の流行に始まって、現在もなかなかの人気である。
ブリジット・バルドーはほんとファンが多いけど、「バルドーを好き」といっている人って、ちゃんと映画見たことあるのだろうか? あまりバルドーのことを知らない僕が言うのも何だけど、僕が思うに、バルドーは「話題の女」ということだけが一人歩きして、女優としてのバルドーはあまり知られていないのではないだろうか?
バルドー(以下BBと略す)は、よく考えれば代表作が少ない。それなのに流行になっているのだから恐れ入る。映画よりも人間として人気が高かったということだろうか。
BBの映画といえば、「素直な悪女」(56)だろう。旦那のロジェ・バディムはこういう映画撮らせて上手い。BBが女優になる以前、バディムが監督になる以前から二人は結婚していた。その二人の愛の結晶ともいえる出世作がこの「素直な悪女」だ。この映画はBBの人気を決定づけていた。顔もいいけど、シネマスコープの画面一杯に横たわるBBの全裸は凄かった・・・。綺麗な肌、美しいライン、これがバルドーの魅力なのかも。女性なら憧れるかもしれないね。
バディムも凄い女優たちと結婚・離婚を重ねたけど、バルドーも男性遍歴は激しかった。ジャン・ルイ・トランティニャンはわかるけど、なんと「真実」(60)の監督アンリ・ジョルジュ・クルーゾーと付き合っていたこともあるらしい。よくやるねえ。
ヌーベルバーグ派の監督たちに気に入られたことはちょっとした儲け話。ルイ・マルの「私生活」(61)、「ビバ!マリア」(65)はなかなかの傑作だ。それと、ジャン・リュック・ゴダールの「軽蔑」(63)と「男性・女性」(66)にも出ている。
ちょっとゴージャスな着こなしを見たいなら「セシルの歓び」(67)もいいかも。衣裳デザインはピエール・カルダンだしね。
3人目は、みんなが大好きな、ブリジット・バルドー。通称BB(ベベ)です。ついにこの人を取り上げるときが来たか・・・。彼女のセクシーなヘアスタイル「バルドー・スタイル」(長い髪の毛をゆるくカールして顔の回りを短い乱れ毛で覆うスタイル)は、59年の流行に始まって、現在もなかなかの人気である。
ブリジット・バルドーはほんとファンが多いけど、「バルドーを好き」といっている人って、ちゃんと映画見たことあるのだろうか? あまりバルドーのことを知らない僕が言うのも何だけど、僕が思うに、バルドーは「話題の女」ということだけが一人歩きして、女優としてのバルドーはあまり知られていないのではないだろうか?
バルドー(以下BBと略す)は、よく考えれば代表作が少ない。それなのに流行になっているのだから恐れ入る。映画よりも人間として人気が高かったということだろうか。
BBの映画といえば、「素直な悪女」(56)だろう。旦那のロジェ・バディムはこういう映画撮らせて上手い。BBが女優になる以前、バディムが監督になる以前から二人は結婚していた。その二人の愛の結晶ともいえる出世作がこの「素直な悪女」だ。この映画はBBの人気を決定づけていた。顔もいいけど、シネマスコープの画面一杯に横たわるBBの全裸は凄かった・・・。綺麗な肌、美しいライン、これがバルドーの魅力なのかも。女性なら憧れるかもしれないね。
バディムも凄い女優たちと結婚・離婚を重ねたけど、バルドーも男性遍歴は激しかった。ジャン・ルイ・トランティニャンはわかるけど、なんと「真実」(60)の監督アンリ・ジョルジュ・クルーゾーと付き合っていたこともあるらしい。よくやるねえ。
ヌーベルバーグ派の監督たちに気に入られたことはちょっとした儲け話。ルイ・マルの「私生活」(61)、「ビバ!マリア」(65)はなかなかの傑作だ。それと、ジャン・リュック・ゴダールの「軽蔑」(63)と「男性・女性」(66)にも出ている。
ちょっとゴージャスな着こなしを見たいなら「セシルの歓び」(67)もいいかも。衣裳デザインはピエール・カルダンだしね。