トマス・ミッチェル (今週のスター)
ハリウッド黄金時代を生きた名脇役
僕がこのホームページを開設した頃、どうしても紹介したかった俳優がこの人である。
無名なようで、実はハリウッド黄金時代の立て役者であった。彼の出演作は実に多彩である。30年代後半から50年代前半にかけてのハリウッド黄金時代においては、ウォルター・ブレナンと同じく、「映画の顔」といってもいいおっちゃんだった。
この前、手塚治虫先生のデビュー日記というのを読んだのだが、先生の日記にトマス・ミッチェルの名前が出てきたときには、驚いたものである。ということは、僕らのお父さんの世代にしてみれば、そこそこ有名な俳優だったに違いない。
出演作はそれこそ名作揃い。「駅馬車」(39)の酔いどれ医者役はみんなも知っているね。「果てなき船路」(40)では主演をしているけど、もっぱら助演してこそ味のでる俳優である。キャプラ映画では常連で、「失はれた地平線」(37)、「スミス都へ行く」(39)、「素晴らしき哉、人生!」(46)、「ポケット一杯の幸福」(61)などで重要な役目を果たした。その他の代表作は「風と共に去りぬ」(39)、「真昼の決闘」(52)。
僕がこのホームページを開設した頃、どうしても紹介したかった俳優がこの人である。
無名なようで、実はハリウッド黄金時代の立て役者であった。彼の出演作は実に多彩である。30年代後半から50年代前半にかけてのハリウッド黄金時代においては、ウォルター・ブレナンと同じく、「映画の顔」といってもいいおっちゃんだった。
この前、手塚治虫先生のデビュー日記というのを読んだのだが、先生の日記にトマス・ミッチェルの名前が出てきたときには、驚いたものである。ということは、僕らのお父さんの世代にしてみれば、そこそこ有名な俳優だったに違いない。
出演作はそれこそ名作揃い。「駅馬車」(39)の酔いどれ医者役はみんなも知っているね。「果てなき船路」(40)では主演をしているけど、もっぱら助演してこそ味のでる俳優である。キャプラ映画では常連で、「失はれた地平線」(37)、「スミス都へ行く」(39)、「素晴らしき哉、人生!」(46)、「ポケット一杯の幸福」(61)などで重要な役目を果たした。その他の代表作は「風と共に去りぬ」(39)、「真昼の決闘」(52)。