スーザン・サランドン (今週のスター)

これが熟女の魅力です
 スーザン・サランドンといったら、熟女の魅力、そこに尽きると思う。「Shall We Dance?」(04)でリチャード・ギアの奥さん役で出てたけど、このとき58歳。ドレスが似合う、綺麗な髪の素敵な奥さんだった。この人は何歳になっても色気がある人なんだなぁと思った。昔は強い女、怖いお姉ちゃんのイメージがあったから、たいして好きじゃなかった。「テルマ&ルイーズ」(91)を学生時代に見たときも、あんまし興味なかったし。でも僕もこの年になってみると、「Shall We Dance?」の奥さん役が本当に魅力的に思えてならなくなった。僕ってマニアック? でも、はっきりいって「Shall We Dance?」でやっとスーザンの魅力に気づくのは遅すぎである。今思えば、過去の作品も凄い役ばかりだった。
 「依頼人」(94)も良い映画だった。子役のブラッド・レンフロが1ドルで雇った女弁護士役がスーザンだった。とっても良い役。これでアカデミー賞の候補になった。
 「ロレンツォのオイル/命の詩」(92)というのもあった。これは不治の病に冒された息子を助けるために、自ら研究して特効薬をつくる話だった。スーザンは母親役で、これでもアカデミー賞にノミネートされている。
 アカデミー賞は「デッドマン・ウォーキング」(95)で初受賞した。これはティム・ロビンスの監督作。ティム・ロビンスとは「さよならゲーム」(88)で共演してから、よきパートナーになった。彼との間に子供もいる。
 本格的に映画に出るようになったのは29歳からだと思う。僕の一番のオススメはまだ若いスーザンが拝める「ロッキー・ホラー・ショー」(75)。こんなくだらない映画に主演してたの?という感じだが、アクの強い他の主役陣に混じって、ほとんどのシーンをブラジャー姿で演じているんだけど、いやぁスーザン可愛い! さすが元モデル。見事なプロポーションです。かなりオーバーに演技しているんだけど、そこが今のスーザンとかなりギャップがあって、なかなかチャーミングだったりする。とてもお茶目なお姉さん。彼女に対する見方がだいぶ変わると思うので、一度はお試しあれ。

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