ジャック・レモン (今週のスター)
(1925~2001)
演技を見る楽しみ
僕はジャック・レモンが大好きである。彼の演技は非常に面白い。「演技を見る楽しみ」がある。
彼のキャリアを語るなら、ビリー・ワイルダーの作品はまず外すことはできない。「お熱いのがお好き」で、共演者のトニー・カーチスたちと比べてみても、みんなとは異なるタイプの演技者であることは一目瞭然である。
彼の場合は、演技に躍動感とパワーがある。彼の演技にはカメラも喜ぶ。ウォルター・マッソーとコンビやらせたら、演技に益々磨きがかかり、映像に生命力が宿ってくる。
代表作といえるものはほとんどワイルダー作品であるが、ワイルダー作品以外のものにも傑作はある。例えばシリアス派で「ミッシング」。行方不明になった息子を探す続ける父親の役だが、親の気持ちがしぐさのひとつひとつに滲み出た素晴らしい名演技であった。僕が彼を世界一の名優だと確信しているのは、この映画を見たからだ。
顔は、老けてからも個性的なままだ。この顔を見ているだけでもホッとするのは、ワイルダー映画の印象のため?
演技を見る楽しみ
僕はジャック・レモンが大好きである。彼の演技は非常に面白い。「演技を見る楽しみ」がある。
彼のキャリアを語るなら、ビリー・ワイルダーの作品はまず外すことはできない。「お熱いのがお好き」で、共演者のトニー・カーチスたちと比べてみても、みんなとは異なるタイプの演技者であることは一目瞭然である。
彼の場合は、演技に躍動感とパワーがある。彼の演技にはカメラも喜ぶ。ウォルター・マッソーとコンビやらせたら、演技に益々磨きがかかり、映像に生命力が宿ってくる。
代表作といえるものはほとんどワイルダー作品であるが、ワイルダー作品以外のものにも傑作はある。例えばシリアス派で「ミッシング」。行方不明になった息子を探す続ける父親の役だが、親の気持ちがしぐさのひとつひとつに滲み出た素晴らしい名演技であった。僕が彼を世界一の名優だと確信しているのは、この映画を見たからだ。
顔は、老けてからも個性的なままだ。この顔を見ているだけでもホッとするのは、ワイルダー映画の印象のため?