ジェフ・ブリッジス (今週のスター)

裏ヒット作によくでている奴

 スターたちがびしばしヒット作に出ている頃、ジェフ・ブリッジスは、ヒット作とは言い難い逸れたタイプのメジャー映画によく出演していた。そこがジェフを個性派にしたと思うけど、そんなところが、僕は気に入った。

 でも、ガキの頃からけっこういい映画出てるんだぞ。「ラスト・ショー」、「サンダーボルト」、「恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」、「フィッシャー・キング」、「フィアレス」、「ブローン・アウェイ 復讐の序曲」、「白い嵐」などなど。あまりにもユニークな作品ばかり。ここで注目してほしいのが、主演ばっかりということだ。でもやっぱりどの作品も大ヒット作とまではいかないので、なかなかミーハーなファンに恵まれてないね。

 何を隠そう、「スターマン」ではアカデミー主演男優賞の候補になっている。今思えば、あんなヘンテコな宇宙人演じて候補になるなんて、信じられないね。すごく笑える事件だったんじゃないかな。

 僕が彼を注目しだしたのは、「トロン」を見てからだ。テレビゲームオタクである僕にとっては、この映画は刺激が強すぎた。ハマったよ。オタッキーな僕は、「トロン」のボードゲームを勢いに任せて作ってしまったくらいである。同時に僕はジェフの虜にもなっていた。

 「タッカー」もいい。けっこう「タッカー」のジェフには憧れたしね。これからもヒット作とはいえないメジャー映画にどんどん出演してほしいね。

オリジナルページを表示する