ジェーン・フォンダ (今週のスター)
バーバレラのお姉さん
僕が最も好きなアメリカの女優である。とはいっても、ハリウッドのパターン化された映画作りを嫌い、しばらくはフランス映画で活躍していた。そのうちの1本が「バーバレラ」である。旦那のロジェ・バディムに演出してもらったエキセントリックなSF映画であるが、これがスタイルからマニアックで、ジェーンもコスチューム・キャラクターのナンバー1になる(?)。
彼女は「ひとりぼっちの青春」「コールガール」「ジュリア」「帰郷」など、沢山の名作に出演した素晴らしい女優だが、彼女の場合、実生活の方にも目を向けても興味深い。
母は父ヘンリーの浮気が原因で自殺。それが原因で、ジェーンはずっと父を憎み続けていた。子供の頃からそんな感じだったので、大人になってからは、政治活動にのめりこんで、ニクソンのブラックリストにのせられるほどであった。映画史上、彼女ほど政治的だった女優もいないだろう。81年には「黄昏」で父親とまさかの共演。ようやく仲直りしたが、父はその作品でアカデミー賞を受賞した後、他界したのである。
僕が最も好きなアメリカの女優である。とはいっても、ハリウッドのパターン化された映画作りを嫌い、しばらくはフランス映画で活躍していた。そのうちの1本が「バーバレラ」である。旦那のロジェ・バディムに演出してもらったエキセントリックなSF映画であるが、これがスタイルからマニアックで、ジェーンもコスチューム・キャラクターのナンバー1になる(?)。
彼女は「ひとりぼっちの青春」「コールガール」「ジュリア」「帰郷」など、沢山の名作に出演した素晴らしい女優だが、彼女の場合、実生活の方にも目を向けても興味深い。
母は父ヘンリーの浮気が原因で自殺。それが原因で、ジェーンはずっと父を憎み続けていた。子供の頃からそんな感じだったので、大人になってからは、政治活動にのめりこんで、ニクソンのブラックリストにのせられるほどであった。映画史上、彼女ほど政治的だった女優もいないだろう。81年には「黄昏」で父親とまさかの共演。ようやく仲直りしたが、父はその作品でアカデミー賞を受賞した後、他界したのである。