ジェームズ・ガーナー (今週のスター)
やっぱり「マーヴェリック」でしょう
何はともあれ、テレビシリーズの人気スターになるってことは、スゴイことだ。ガーナーが主演する西部劇番組「マーヴェリック」(僕は見たことないけど)は、50年代後期アメリカで特に人気のあるテレビ番組だった。この作品があったからこそ、ジェームズ・ガーナーは60年代を代表するドル箱スターの一人になれたのである。「大脱走」(63)でガーナーの名前がマックィーンの次にきているところからも、彼の当時の人気の高さを知ることができる。
主な映画作品は「36時間」(64)、「卑怯者の勲章」(64)、「ダイヤモンド作戦」(65)、「グラン・プリ」(66)、「墓石と決闘」(67)。70年代に入って石油事業などで映画から一時退くことになるが、テレビでは健在。80年代に入って「ビクター/ビクトリア」(82)で久しぶりにはまり役が見られた。その後も「マーフィのロマンス」(85)などに出演し、順調に仕事をこなしていたが、映画での活躍はあまりパッとしなかったかもしれない。ところが、メル・ギブソンが主演する映画版「マーヴェリック」(94)にオマージュ出演することが決まり、これがなかなかの評判を獲得する。再び「マーヴェリック」のお恵みを授かったガーナーは、若い映画ファンの間にも人気が高まりつつある。
アクション映画と西部劇が多いが、僕としてはてんやわんやのコメディ系ガーナーの方が好きで、ドリス・デイのお相手役を務めた「スリルのすべて」(63)と「女房は生きていた」(63)を一番オススメしたい。
何はともあれ、テレビシリーズの人気スターになるってことは、スゴイことだ。ガーナーが主演する西部劇番組「マーヴェリック」(僕は見たことないけど)は、50年代後期アメリカで特に人気のあるテレビ番組だった。この作品があったからこそ、ジェームズ・ガーナーは60年代を代表するドル箱スターの一人になれたのである。「大脱走」(63)でガーナーの名前がマックィーンの次にきているところからも、彼の当時の人気の高さを知ることができる。
主な映画作品は「36時間」(64)、「卑怯者の勲章」(64)、「ダイヤモンド作戦」(65)、「グラン・プリ」(66)、「墓石と決闘」(67)。70年代に入って石油事業などで映画から一時退くことになるが、テレビでは健在。80年代に入って「ビクター/ビクトリア」(82)で久しぶりにはまり役が見られた。その後も「マーフィのロマンス」(85)などに出演し、順調に仕事をこなしていたが、映画での活躍はあまりパッとしなかったかもしれない。ところが、メル・ギブソンが主演する映画版「マーヴェリック」(94)にオマージュ出演することが決まり、これがなかなかの評判を獲得する。再び「マーヴェリック」のお恵みを授かったガーナーは、若い映画ファンの間にも人気が高まりつつある。
アクション映画と西部劇が多いが、僕としてはてんやわんやのコメディ系ガーナーの方が好きで、ドリス・デイのお相手役を務めた「スリルのすべて」(63)と「女房は生きていた」(63)を一番オススメしたい。