ジェイミー・リー・カーティス (今週のスター)

「悲鳴の女王」としてスタート

 この人は、「悲鳴の女王」(スクリーミング・クイーン)なんです。「悲鳴の女王」というのは、魅力的なホラー女優のことを言うんだけど、ジェイミー・リー・カーティスは映画デビュー作「ハロウィン」(78)にしていきなり「悲鳴の女優」と言われるようになった。それだけ魅力的な女性だったからだ。だから一度ホラー映画の歴史についてのビデオでパーソナリティをつとめたこともある。

 彼女はどうしてこうも魅力的なんでしょう。作品は地味なものばかりだけど、いかにもスターの風格だ。スタイルがいいからね。
 やっとこの魅力の理由がわかったけど、彼女のお父さんはトニー・カーチスで、お母さんはジャネット・リーだったのだぁ。二人の間に生まれりゃそりゃ魅力的だわな。

 他の代表作は、お母さんと共演した「ザ・フォッグ」(80)、イギリスチックコメディ「ワンダとダイヤと優しい奴ら」(88)、かっこいい婦人警官を演じた「ブルースチール」(89)などがあるけど、一番見て欲しいのは「トゥルーライズ」(94)。僕は「トゥルーライズ」が大好きなんだけど、ジェイミーはこれでシュワちゃんの素敵な奥さん役で出てた。一生懸命な嫁さんだったなあ。僕が彼女のファンになったのは「トゥルーライズ」を見てからなんだ。

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