ゴールディー・ホーン (今週のスター)

 いつもキャピキャピしてる感じがあるが、実はもう50代後半。この年でこの若さ。やはり若さの秘訣は明るくはじけることなんでしょうかねえ。

 ゴールディ・ホーンといえばコメディ。コメディ女優といえばゴールディー・ホーン。コメディエンヌとしての才能は現在トップレベル。ダンスが得意で、10代にしてダンス教室を開いた実力者でもある。コーラスもタップもなんでもOKの一流の芸能人だ。そういえば数年前にビートルズのカバー曲集に参加したことがあったけど、参加者の中でも彼女が一番インパクトが強かったのを覚えている。

 有名どころで言えば、ヒッチコックのパロディ「ファール・プレイ」(78)、自らプロデュースした「プライベート・ベンジャミン」(80)、都会派コメディの「結婚しない族」(82)、生きる屍?を演じた「永遠に美しく・・・」(92)が印象的。それとS・マーチンとぴったり息のあった「ハウスシッター 結婚願望」(92)もオススメかな。

 僕が抱いているゴールディ・ホーンのイメージは「髪型が面白い女優さん」。ゴールディ・ホーンの綺麗なブロンドヘアは、ヘアメイクのお手本とかにもなることがしばしばあるみたい。スピルバーグ初期のコメディ映画「続・激突! カージャック」(73)も髪型が印象的だったし。髪が若さの秘訣なのか?

 雑誌のグラビアは、露出がキワどく、なかなか意表を突いたものが多い。僕が思うに、雑誌で肌のラインを見せつけた最初の人気女優ではないかと勝手に想像しちゃってます。彼女の肉体の不思議なところは、セクシーなのではなく、何か芸を感じること。グラビアにもユーモアあり、なんだね。でも50も過ぎてあの美肌は羨ましいでしょう。顔のシワは増えてきたけど、シワを隠さずに堂々と見せるところは偉い。

 何作か共演しているカート・ラッセルとの間に男の子あり。

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