ドリー・パートン (今週のスター)

彼女の巨乳にはただただ驚きました
 アメリカでもっとも尊敬される女性カントリー歌手はドリー・パートンである。さながら音楽界のモンローか? プロ・デビューは10歳。作曲もできるし、トークもうまいし、誰よりもオシャレ。ブロンドに真っ赤な口紅、ニッコリ笑顔のえくぼ。カントリー歌手の卵たちが皆ドリー・パートンに憧れるのもわかる。
 彼女自身の作曲による「ジョリーン」は、後にリーバ・マッキンタイアやオリビア・ニュートン・ジョンにカバーされ、ドリー・パートンのナンバーでも最も有名である。 「オールウェイズ・ラブ・ユー」はホイットニーがポップにアレンジして歌い、全米1位を独走したが、僕としてはパートンが歌うオリジナルの「オールウェイズ・ラブ・ユー」にこそ軍配をあげたい。ホイットニーみたいに太い声はでないけど、ビブラートの、か細い声がいい感じで、ハートがこもってますぜ。「ハートブレイク・エクスプレス」、「コートはカラフル」も好きな曲だ。
 映画出演は「9時から5時まで」(80)が最初。とにかくドリー・パートンは胸がでかい。まるで漫画のようなボインちゃん。その豊かな胸を武器にして、色っぽくてコミカルな演技を見せて、自作自演の主題歌はグラミー賞を受賞。映画出演第一弾は大成功であった。
 他の出演作には「クラブ・ラインストーン」(84)、「マグノリアの花たち」(89)がある。ちなみに、プロダクション会社のサンダラー・プロは彼女が設立した会社である。テネシー州には自分の経営する遊園地もあり、まことマルチに仕事をこなす天才タレントである。

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