映画の見過ぎとはこのこと (メールマガジン)

2007/12/11 Vol.120 会員数112人
多忙につき、ご無沙汰してました。澤田です。

ジョン・レノンの歌を日本のトップアーチストたちが歌うチャリティライブに行ってきました。場所は、あの武道館です。いやぁ、忌野清志郎がすごかった。

武道館に行ったのは生まれて初めてでしたけど、すごくいいところですね。結構人が入れるのに、ちゃんとステージが見えるし、音も割れずに綺麗に聴き取れます。アーチストの多くが武道館に憧れる気持ちがわかりました。

映画の見過ぎとはこのこと

またアメリカで銃乱射事件が起きました。こんなニュースを読むと、アメリカってすごく怖い国なんだなあと思うかもしれません。

この影響は、すなわち映画だと思うのです。映画の影響力というものは恐ろしいものがあります。

ハリウッド映画にはやたらとドンパチ映画が多いですよね。これを見た日本人は、アメリカではこれが日常だと想像してしまうわけです。映画の世界を日常と思ってしまうのは、大間違いです。

僕は去年ニューヨークに行きましたが、会社の誰かに真顔で「アメリカっていつも銃声とか聞こえて来るの?」と訊かれました。無論そんなことはありません。ハーレムを一人で歩きましたが安全そのものでした。

アメリカでは1秒に1組のカップルが結婚しているそうです。銃乱射事件は年間で数え切れる程度しか起きていません。非日常です。

映画はあくまでドラマであって、そこを真に受けると、本来とは間違ったイメージを抱いてしまいます。映画の見過ぎとはこのことです。

オリジナルページを表示する