なぜ映画の仕事に就かないのか (メールマガジン)

2007/11/19 Vol.118 購読者数602人

こんにちは。澤田です。

本家サイトが巨大化してきたため、プライベートなことが書きづらくなってきたので、このメルマガでは、思う存分僕が本当に書きたいことを書いていきたいなと思っています。

これからは独自システムでメルマガを管理していこうと思います。今後も「週刊シネマダイレクト」を継続して読まれる方は、お手数ですが、こちらのアドレスから再登録をお願いいたします。
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メルマガが独自システムになるメリット3点
・よけいな広告が入らなくなる
・ファイルを添付できる
・携帯メールでも受け取れる

50人くらいは継続してくれるのではないかと見込んでいます。あまり会員が集まらなくても配信は続けますよ。1人でも僕には大切な読者様です!


コラム「なぜ映画の仕事に就かないのか」

先日、メルマガの読者様から「なぜ映画の仕事に就かないのか」というご質問をいただきました。ありがとうございます。

この場で答えさせてもらいますと、僕も上京した頃は、実はいろいろなプロダクションで面接したのですよ。でもことごとく落とされました。

それで、その悔しさをバネにして、「週刊シネママガジン(以下シネマガ)」でがんばって見返してやろうじゃないか、という気になったのです。

その後、チャンスに恵まれ、「週刊スパ」の映画欄を4年ほど担当させてもらったこともありましたが、他の枠とネタが重なってはいけないなど、制約がありすぎて、自分の本当に書きたいことが書けなくて、あまり楽しいものではなかったです。雑誌そのものは日本一面白い雑誌だと思っていたので、企画終了まで続けましたがジレンマはありました。

これからはどこにも属さず、我が体の一部ともいえる「シネマガ」をでっかくしていく気になりました。「シネマガ」ならば、僕がボスなので、僕がやりたいことを自分の好きなようにできるのです。こんなに楽しいことはありません。「シネマガ」で満足しているので、今ではもうどこかの会社に就職して映画の仕事をしたいとは思わなくなったのです。

よくサラリーマンが、就職して「こんな仕事をやりたくて入社したんじゃないのに」というじゃないですか。映画の仕事だってそんなものだと思いますよ。自分のやりたい仕事をしている人は、結局のところ、自分で何かを始めた人なのではないかと思うのです。

まとめ。「シネマガ」が僕にとって映画の仕事です。

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