2004年を振り返って (メールマガジン)

2005/1/4 Vol.31 発行部数649部

澤田です。
あけましておめでとうございます・・・・と、どうもこう格式張った挨拶が僕はニガテなんですよ。でも今年もヨロシク。

学生時代から12年間も連れ添ってきたスニーカーの底がとうとう破けたので、捨てました。昔このスニーカーを履いてアメリカなど色々なところを旅したものです。平日はスーツ着用なので革靴を履いていますし、土日は部屋に引きこもるから裸足なので、この数年間ほとんど出番のなかったスニーカーですが、さすがに捨てるとなると、寂しい気もしました。


ミニコラム「2004年を振り返って」

先週、2004年が終わりました。今週から2005年です。数字が4から5に変わります。当たり前のことですけど、まじまじと考えてみると、数字が変わることは、気持ちをリセットするためにはとても重要なことなんですね。人は環境が変化すると、さあ頑張るぞ、という気持ちになるからです。

この時期は誰しも12ヶ月間を振り返りたくなるものです。人をこんな気持ちにさせるのは、1年でも誕生日と年末年始だけじゃないでしょうか。映画ファンの場合、この1年間で見た映画は何かを振り返る人も多いでしょう。

2004年は、僕が映画に目覚めてからちょうど10年目ということもあり、僕にとって大きな節目となりました。ホームページを初めて5年近くなりますが、恐らく去年がそれまでで最も執筆活動に力を入れた1年だったように思います。この1年間、映画を見ることが本当に楽しかったです。

この年僕が一番学んだことは、しごく単純なことですが「映画を楽しむ」ことでした。つまり初心に返ったわけですね。それまで僕は映画を何とかして他人と違う視点から見て、いかにしてケナすかに相当なエネルギーを使っていたように思いますが、そんな無駄な努力をしなくとも、映画を見たままの感動を素直に記事に書くことが、一番なのだとわかりました。「映画を楽しむ」というごく当たり前のことが、今になってようやくわかってきたような気がします。

僕も2004年のマイ・ベスト3を決めてみましたが、批評家気取りにならない、一般人の視点に近い選出になったと思っています。


今週1月7日は僕の誕生日です。自分ではシンセサイザーを買おうかなと思っているのですが、もうすぐ「モーグ」という電子楽器のドキュメンタリー映画が公開されるので、それを見てからでも遅くないかな。映画と音楽は本当に切り離せませんね。

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