上映代返せ!と思うとき (メールマガジン)

2004/10/25 Vol.23

こんにちは。澤田です。

昔田舎で使っていた携帯電話の電話帳を久しぶりに見てたんですけど、懐かしい名前がいっぱいあって、ちょっと昔を振り返ってしまいました。中には、名前だけで誰のことか全く思い出せない人も何人かいました。あの頃は面白がって色んな人と番号交換してたからでしょう。

お互いに電話番号が変わって、もう二度とコンタクトできなくなった人も結構いますね。いったい皆、今はどこでどうしてるんでしょうねえ。


コラム「上映代返せ!と思うとき」

映画館でつまらない映画を見て、「上映代返せ!」と思った経験は誰しもあると思う。ところが、僕はこの経験があまりないのである。どうしてなのかというと、僕の趣味は、映画を「見る」ことではなくて、映画について「書く」ことだからである。「書く」ことが楽しいから、映画が面白かろうが、退屈だろうが、どちらにせよ僕の欲求は満たされる。だから僕は「上映代返せ!」と思ったことが滅多にない。ただし、例外はある。何も書くに値しない映画を見た時である。しかしこれは本当は書くアイデアを捻出できなかった書き手の方に問題があったわけで、こうなると「上映代返せ!」の感情を通り越して「俺って才能ないのかな」という気持ちになってしまうのである。

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