オフ電メッセージ (メールマガジン)

2004/06/21Vol.6 発行部数419部

こんばんは。担当の澤田です。

「まぐまぐ」の新作メールマガジン発行部数ベスト10・エンタテイメント部門で「週刊シネマダイレクト」が第2位にランク・インされました。ありがとうございます!これはかなりの自信になりました。これからもリラックスして僕流の映画情報を毎週発信していくつもりです。今後ともご愛顧のほど、よろしくお願いします。


ミニコラム「オフ電メッセージ」

最も急激に発展しているメカは、携帯電話かもしれません。携帯で写真が撮れるようになったときには、僕もさすがに怖くなりました。他人に迷惑をかける機能が次々と追加されている気がします。

僕が許せないのは映画館で携帯電話を使っている人。本人は気づいてませんが、携帯電話のライトは思ったよりも明るくて目立ちます。携帯電話で時間を確認する人もどうかと思いますが、ひどい人は上映中にメールしてますね。映画館のイメージ汚しです。

そこで映画館側が考えたのが「オフ電メッセージ」。「携帯電話の電源はお切り下さい」の言葉だけでは説得できないお客さんたちを黙らせようと、ドラマ形式で訴えることにしたのです。映画の予告と本編の間でこんなに面白い笑劇が見られるとは、10年前まで誰も予想もしなかったでしょう。「気づかなかった」と言わせないインパクトの強いメッセージが沢山作られています。それは、あまりにも切実で、怒りさえ感じ取れます。もはや1本の短編として見ても遜色(そんしょく)ありません。最近では「サンダーバード」のオフ電メッセージが強烈でした。カウントダウンしながらしだいに大きくなる着信音。わかりやすかったです。

気になる新作「Cellular」(邦題未定)

携帯電話ネタということで、この映画をチョイス。Cellularとは携帯電話という意味です。

内容はキム・ベイシンガーが誘拐されるアクション・スリラー。キムが閉じこめられた部屋の電話はたたき壊されていたのですが、奇跡的に、それがとある青年の携帯電話につながります。「お願い助けて。誘拐されたの」 青年は、知らない女の人の悲鳴を聞いて一大決心します。

いわゆる巻き込まれ型サスペンスでしょうか。「フォーン・ブース」の脚本家ラリー・コーエンが今回も参加してます。発想がなかなかうまいので、僕も少し期待してます。

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