最後まで席を立たないこだわり (メールマガジン)

2004/05/31 Vol.5  発行部数248部
こんばんは。担当の澤田です。

電車の中でダンディなじいちゃんを見ました。知性的なメガネをかけて、髭は綺麗に揃えて、腰には今流行のiPodときたもんです。背筋はシャキッと伸ばして、見るからに疲れ知らずで、座ろうとしません。はげ頭なのに、すごくかっこいいんです。こんな風に年を取りたいもんです。

僕は決心しました。もう職場で「疲れた」という言葉を口に出さないと。そもそもこの言葉を発した時点で自分の負けを認めるようなもの。僕もじいちゃんみたいにかっこよく年を取ってみせるぞ!なんて思った今日この頃でした。

ミニコラム「最後まで席を立たないこだわり」
映画が終わって、画面がフェードアウトするやいなや席を立ち、後部座席の人の迷惑も顧みず、腰をかがめずに、すたすたと映画館を出て行く人がいます。
たしかに、エンドロールはだらだら名前が流れていくだけで、お世辞にも面白いとは言えません。でも、どんなにつまらなくても僕は最後まで見ます。そこまでこだわる理由は、映画を1本の「作品」として1から10まで全部鑑賞したいから。エンドロールとはいえ、途中で見るのを放棄してしまっては、僕は1本の映画をちゃんと見た気になれないんです。拍手することはできないけど、最後まで見ないと、なんだか関係者の皆さんにも悪いですしね。
「北京ヴァイオリン」はエンディングで感動が最高潮に達するため、その余波から、最後まで誰も席を立てませんでした。たまにこういうこともあるから嬉しいですね。
気になる新作「エイリアンvsプレデター」
「エイリアン」も「プレデター」も僕が愛してやまないSFシリーズであります。
この2本が共演するなんて、ファンにはたまらないものがあります。

監督はテレビゲーム「バイオハザード」の映画化で有名なポール・アンダーソン。実は「エイリアンvsプレデター」もゲームがもとなんですが、この際ゲームのことは考えずに見るべきでしょう。

昔ウルトラマンと仮面ライダーが共演して、ファンをがっかりさせたことがあったそうなのですが、「エイリアン」と「プレデター」はドッキングさせてもちゃんと辻褄が合うし、それぞれの特性を活かしたすごい肉弾戦が期待できそうですね。どっちも強そうで、どっちが勝つか興味津々です。これは絶対に受けますよ。僕も一番観たいと思ってる作品ですから。

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