ステップ!ステップ!ステップ! (DVD/ガイド)
目指すは社交ダンス大会の大賞トロフィ
子供たちのひたすら前向きな姿に感動!
ニューヨークの小学生達が、社交ダンスに挑む感動のドキュメンタリー映画。白人・黒人・アジア人、いろいろな人種の子供達が、たったひとつだけのトロフィーを目指し、日夜努力する姿を捉える。
ニューヨークの60以上の小学校では、授業で社交ダンスを教えるという。日本ではちょっと考えられないことかもしれない。日本では社交ダンスというと、それまではなんだか地味なイメージがあったけれども、とはいえ「Shall we ダンス?」がヒットしてからは、いっきにブームに火がついて、テレビのバラエティ番組で大きく取り上げられたり、だいぶ有名になってきたものである。だからこの映画も、日本人が見ても、決してわからない内容ではない。ここで今こそ社交ダンスの良さを再確認したい。
ダンス種目は五つある。メレンゲ、フォックストロット、ルンバ、タンゴ、スウィングだ。ひとつの小学校で5組が参加して、それぞれの種目を競い、総合点で順位が決まる。映画の前半では小学生たちの踊りがぎこちなくて、そこがまた面白いんだけれど、映画の後半ともなると、みんなうまくなっていて、もはや子供に見えなくなってきてしまう。いつしか見ているこっちまで「どうか優勝しますように」と祈りながら見てしまうわけだが、最後にはドラマを超えた真実の感動が待っていた! 映画用のドキュメンタリーは概してつまらないものが多いが、これはアタリだった。ぽかぽか温かい、ハッピー気分になれる、本当に良くできた作品だと思う。
この映画の強みは、小学生を主人公にしたことだと思う。大人ならありきたりの映画になったかもしれないが、子供が主人公となると新鮮な驚きに満ちてくる。僕も色々な映画を見てきたけれども、こんなにたくさんの小学生が出てくる映画を見たのは初めてだった。しかもなにもかも真実。実際の映像である。子供達にセリフを強要したわけでもなく、子供達に好き放題しゃべらせている。これを見ていると、他の映画という映画の子供達が脚本によって作り込まれた偽物だったような気がしてくるくらい、この映画では子供たちの姿が生々しく描かれている。
子供のくせに、恋愛のことについて話したり、両親の浮気のことについて心配したり、人生についてのまるでわかったかのように教訓をたれたり、中には麻薬はいけないよと説教してくる女の子までもいる! お前ら本当に小学生かよとツッコミをいれたくなるような本音トークがとにかく見もの。小学生たちはこんなにも大人社会のことをよく知っていたんだなあと、感心したりもしちゃうけれども、案外本人たちはよく理解もしないで言ってるだけかも?なんてことを考えながら友達と一緒にスナック菓子片手に語り合いながら鑑賞すると面白いかも。僕は背が低くともいつも明るく元気に生きるマイケル少年(写真)が物凄く気に入った。つい応援したくなる子。この子がうまいぐあいにコメディリリーフの役目を果たしていたように思う。
真実はドラマよりも時にドラマティックだ。この映画も、これって本当にドキュメンタリー?というくらいに、その展開はドラマティック! プロを目指していたませた女の子が、準決勝に進出できずに悔し泣きし、それを見た先生は泣きながら生徒達を慰める。ませた小学生だから、負けても勝っても言うことが大人っぽくて、「これが俺たちの実力だったのさ」と開き直ったり、しっかりしてるなあと思う。みんな優しい子供達ばかりで、先生もすごくいい人ばかり。みんなの一生懸命な姿を見ていると、僕らもこうしちゃいられんなと思わせる。
ちなみに、僕がこの前ニューヨークに遊びに行ったとき、この映画のポスターがでかでかと建物の外壁に貼ってあったのを見た。現地NYでのこの映画の人気の強さを実感した思いだった。
Copyright (C) 2005 by Paramount Classics, a Division of Paramount Pictures.
All Rights Reserved. TM,(R) & Copyright (C) 2006 by Paramount Pictures.
All Rights Reserved.
「ステップ!ステップ!ステップ!」
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
4179円
ディスク枚数 1枚
画面サイズ:16:9スクイーズ(ビスタサイズ)
音声:英語ドルビーデジタルステレオ、日本語ボイスオーバードルビーデジタルステレオ
字幕:英語、日本語、吹替用日本語
キャッチコピー
「誰もがステップしたくなる、胸躍る真実と感動のドラマ。」
Disc1:本編
映像再生品質:B-
音声再生品質:B
特典充実度:-
コストパフォーマンス:B+
子供たちのひたすら前向きな姿に感動!
ニューヨークの小学生達が、社交ダンスに挑む感動のドキュメンタリー映画。白人・黒人・アジア人、いろいろな人種の子供達が、たったひとつだけのトロフィーを目指し、日夜努力する姿を捉える。
ニューヨークの60以上の小学校では、授業で社交ダンスを教えるという。日本ではちょっと考えられないことかもしれない。日本では社交ダンスというと、それまではなんだか地味なイメージがあったけれども、とはいえ「Shall we ダンス?」がヒットしてからは、いっきにブームに火がついて、テレビのバラエティ番組で大きく取り上げられたり、だいぶ有名になってきたものである。だからこの映画も、日本人が見ても、決してわからない内容ではない。ここで今こそ社交ダンスの良さを再確認したい。
ダンス種目は五つある。メレンゲ、フォックストロット、ルンバ、タンゴ、スウィングだ。ひとつの小学校で5組が参加して、それぞれの種目を競い、総合点で順位が決まる。映画の前半では小学生たちの踊りがぎこちなくて、そこがまた面白いんだけれど、映画の後半ともなると、みんなうまくなっていて、もはや子供に見えなくなってきてしまう。いつしか見ているこっちまで「どうか優勝しますように」と祈りながら見てしまうわけだが、最後にはドラマを超えた真実の感動が待っていた! 映画用のドキュメンタリーは概してつまらないものが多いが、これはアタリだった。ぽかぽか温かい、ハッピー気分になれる、本当に良くできた作品だと思う。
この映画の強みは、小学生を主人公にしたことだと思う。大人ならありきたりの映画になったかもしれないが、子供が主人公となると新鮮な驚きに満ちてくる。僕も色々な映画を見てきたけれども、こんなにたくさんの小学生が出てくる映画を見たのは初めてだった。しかもなにもかも真実。実際の映像である。子供達にセリフを強要したわけでもなく、子供達に好き放題しゃべらせている。これを見ていると、他の映画という映画の子供達が脚本によって作り込まれた偽物だったような気がしてくるくらい、この映画では子供たちの姿が生々しく描かれている。
子供のくせに、恋愛のことについて話したり、両親の浮気のことについて心配したり、人生についてのまるでわかったかのように教訓をたれたり、中には麻薬はいけないよと説教してくる女の子までもいる! お前ら本当に小学生かよとツッコミをいれたくなるような本音トークがとにかく見もの。小学生たちはこんなにも大人社会のことをよく知っていたんだなあと、感心したりもしちゃうけれども、案外本人たちはよく理解もしないで言ってるだけかも?なんてことを考えながら友達と一緒にスナック菓子片手に語り合いながら鑑賞すると面白いかも。僕は背が低くともいつも明るく元気に生きるマイケル少年(写真)が物凄く気に入った。つい応援したくなる子。この子がうまいぐあいにコメディリリーフの役目を果たしていたように思う。
真実はドラマよりも時にドラマティックだ。この映画も、これって本当にドキュメンタリー?というくらいに、その展開はドラマティック! プロを目指していたませた女の子が、準決勝に進出できずに悔し泣きし、それを見た先生は泣きながら生徒達を慰める。ませた小学生だから、負けても勝っても言うことが大人っぽくて、「これが俺たちの実力だったのさ」と開き直ったり、しっかりしてるなあと思う。みんな優しい子供達ばかりで、先生もすごくいい人ばかり。みんなの一生懸命な姿を見ていると、僕らもこうしちゃいられんなと思わせる。
ちなみに、僕がこの前ニューヨークに遊びに行ったとき、この映画のポスターがでかでかと建物の外壁に貼ってあったのを見た。現地NYでのこの映画の人気の強さを実感した思いだった。
Copyright (C) 2005 by Paramount Classics, a Division of Paramount Pictures.
All Rights Reserved. TM,(R) & Copyright (C) 2006 by Paramount Pictures.
All Rights Reserved.
「ステップ!ステップ!ステップ!」
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
4179円
ディスク枚数 1枚
画面サイズ:16:9スクイーズ(ビスタサイズ)
音声:英語ドルビーデジタルステレオ、日本語ボイスオーバードルビーデジタルステレオ
字幕:英語、日本語、吹替用日本語
キャッチコピー
「誰もがステップしたくなる、胸躍る真実と感動のドラマ。」
Disc1:本編
映像再生品質:B-
音声再生品質:B
特典充実度:-
コストパフォーマンス:B+