あなたは何歳でデビュー? (特別企画)
企画6
あなたは何歳でデビュー?
今回の企画はふと思い立ったその日の内にいっきに作ってしまった適当な内容なので、リラックスして気楽に見てください。監督のデビュー作品とデビューしたときの年齢をズラッと書いて見ました。あなたの年齢と比較して、知っている監督がいないか、いろいろ探してみてくださいね。意外な発見がありますよ。オーソン・ウェルズは26歳にして「市民ケーン」を発表、バリー・レビンソンは50歳にしてようやく監督デビュー。さあ、あなたの映画人生はまだ間に合う? それとも間に合わない?
25歳以下で映画デビューした監督たち
フォードやワイラーなど、巨匠といえる監督の何人かはすでに20代前半のうちにデビューしていたことがわかる。年取った顔のイメージが焼き付いているだけに、この年齢で演出している姿が想像できないよね。映画は彼ら若造たちによって形作られていった。後生おそるべしだ。
22歳でデビュー ジョン・フォード 「颱風」
アベル・ガンス 「La digue pu Pour saurer la Hollande」
エルンスト・ルビッチ 「Blindekuh」
アンドレイ・タルコフスキー 「Segodnya uvolneniya ne budet」
23歳でデビュー リュック・ベッソン 「L’Avant Dernier」
ルネ・クレマン 「Soigne ton Gauche」
フランシス・コッポラ 「グラマー西部を荒らす」
デビッド・クローネンバーグ 「Transfer」
ブライアン・デ・パルマ 「Woton’s Wake」
ジュリアン・デュビビエ 「Haceldama」
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー 「出稼ぎ野郎」
ロバート・フローリー 「Fifty-Fifty」
ロン・ハワード 「バニシングIN TURBO」
スタンリー・キューブリック 「Day of the Fight」
クロード・ルルーシュ 「Le Propre de l’homme」
レオ・マッケリー 「Society Secrets」
ベルトラン・タヴェルニエ 「接吻・接吻・接吻」
フランソワ・トリュフォー 「Une visite」
ジガ・ヴェルトフ 「革命記念日」
24歳でデビュー フランク・ボーゼイジ 「Flying Colors」
ティム・バートン 「Vincent」
アンリ・ジョルジュ・クルーゾー 「La terreur des Batignolles」
ジャン・リュック・ゴダール 「Operation beton」
マイケル・カーティス 「Ma es Holnap」
ジャック・ドゥミ 「Le Sabotier du Val de Loire」
スパイク・リー 「ジョーズ・バーバーショップ」
ロマン・ポランスキー 「Mordestwo」
ジョン・シュレシンジャー 「The Starfish」
キング・ヴィダー 「消えてなくなる」
ウィリアム・ワイラー 「戦友の為に」
25歳でデビュー リンゼイ・アンダーソン 「Meet the Pioneers」
フランク・キャプラ 「Fultah Fisher’s Boarding House」
チャールズ・チャップリン 「総理大臣」
ルネ・クレール 「眠るパリ」
エリア・カザン 「Pie in the Sky」
オットー・プレミンジャー 「Die Grosse Liebe」
ルイ・マル 「死刑台のエレベーター」
ヴィム・ヴェンダース 「都市の夏/キンクスに捧ぐ」
ジョン・ウー 「少林門」
21歳の頃にはもう・・・ レオス・カラックス 19歳で「Strangulation blues」
ヴェルナー・ヘルツォーク 20歳で「Herakles」
ジョージ・シドニー 20歳で「Polo」
ベルナルド・ベルトルッチ 21歳で「殺し」
ジョン・ランディス 21歳で「シュロック」
ジョージ・ルーカス 21歳で「Look at Life」
ジャック・リヴェット 21歳で「Aux quatre coins」
フォルカー・シュレンドルフ 21歳で「Wen Kummert’s」
マーティン・スコセッシ 21歳で
「What’s a Nice Girl Like You Doing a Place Like This?」
スティーヴン・スピルバーグ 21歳で「Amblin」
35歳を過ぎて映画デビューした監督たち
次に紹介するのは遅れてデビューした人たちだけど(もっとも、それ以前に別の分野で成功している人もいるけど)、デ・シーカ、ヴィスコンティなど、後に世界的な巨匠へと成長した人物もいるにはいる。さすがに40代になるともう手遅れなのか、監督になった人は少ない。
35歳でデビュー トッド・ブラウニング 「The Lucky Transfer」
ジョン・ヒューストン 「マルタの鷹」
ジェームズ・アイヴォリー 「The Householder」
デルバート・マン 「マーティ」
アーサー・ペン 「左ききの拳銃」
ロベルト・ロッセリーニ 「La Nave Bianca」
ダグラス・サーク 「April,April」
ジョン・スタージェス 「The Man Who Dared」
36歳でデビュー ジャック・ベッケル 「Dernier Atout」
ヴィクター・フレミング 「暗雲晴れて」
ジョージ・ロイ・ヒル 「Period of Adjustment」
ホウ・シャオシエン 「坊やの人形」
ノーマン・ジュイソン 「40ポンドのトラブル」
J・リー・トンプソン 「Murder without Crime」
アンソニー・マン 「Dr. Broadway」
ロナルド・ニーム 「Take My Life」
サム・ペキンパー 「荒野のガンマン」
フランチェスコ・ロージ 「挑戦」
ケン・ラッセル 「French Dressing」
ルキノ・ヴィスコンティ 「郵便配達は二度ベルを鳴らす」
37歳でデビュー チャン・イーモウ 「紅いコーリャン」
ジョゼフ・L・マンキーウィッツ 「呪われた城」
マーティン・リット 「暴力波止場」
ニコラス・レイ 「夜の人々」
リドリー・スコット 「デュエリスト」
サム・ウッド 「快走王」
38歳でデビュー ミケランジェロ・アントニオーニ 「Cronica di un amore」
リチャード・ブルックス 「危機の男」
サミュエル・フラー 「地獄の挑戦」
ピーター・グリーナウェイ 「The Falls」
G・W・パプスト 「Der Schatz」
39歳以上でデビュー ロバート・ベントン 39歳で「夕陽の群盗」
ヴィットリオ・デ・シーカ 39歳で「Rose Scarlatte」
フリッツ・ラング 39歳で「Halbblut」
ジョゼフ・ロージー 39歳で「緑色の髪の少年」
ポール・マザースキー 39歳で「ボブ&キャロル&テッド&アリス」
ジョナス・メカス 39歳で「樹々の大砲」
ピエロ・パオロ・パゾリーニ 39歳で「乞食」
ロブ・ライナー 39歳で「スパイナル・タップ」
エリック・ロメール 39歳で「Le signe du lion」
ロバート・ロッセン 39歳で「Johny O’Clock」
ジャック・タチ 39歳で「のんき大将脱線の巻」
ツイ・ハーク 39歳で「地獣無門」
メル・ブルックス 41歳で「プロデューサーズ」
アラン・J・パクラ 41歳で「くちづけ」
ハーバート・ロス 42歳で「チップス先生さようなら」
ジョゼ・ジョバンニ 43歳で「生き残った者の掟」
フランクリン・J・シャフナー 43歳で「七月の女」
ラルフ・ネルソン 46歳で「Requiem for a Heayweight」
バリー・レヴィンソン 50歳!で「ダイナー」
ジョゼフ・フォン・スタンバーグ 61歳!で「救ひを求める人々」
その他の監督
26歳〜29歳でデビューした監督たち
(アルファベット順)
ダリオ・アルジェント 26歳 「歓びの毒牙」
ギリアン・アームストロング 28歳 「わが青春の輝き」
イングマール・ベルイマン 28歳 「Kris」
ピーター・ボグダノビッチ 29歳 「Targets」
ピーター・ブルック 29歳 「三文オペラ」
ルイス・ブニュエル 28歳 「アンダルシアの犬」
ジェームズ・キャメロン 28歳 「殺人魚フライング・キラー」
マルセル・カルネ 27歳 「ジェニイの家」
ジョン・カーペンター 26歳 「ダーク・スター」
クロード・シャブロル 28歳 「Le Beau Serge」
ジョエル・コーエン 27歳 「ブラッド・シンプル」
クリス・コロンバス 28歳 「ベビーシッター・アドベンチャー」
ロジャー・コーマン 29歳 「あらくれ五人拳銃」
フィリップ・ド・ブロカ 27歳 「Les Jeux de l’Amour」
スタンリー・ドーネン 26歳 「踊る大紐育」
ヴィクトル・エリセ 28歳 「Los Desafios」
ウィリアム・フリードキン 28歳 「グッド・タイムス」
ラッセ・ハルストレム 29歳 「En Kille och en Tjej」
アルフレッド・ヒッチコック 26歳 「The Pleasure Garden」
ジム・ジャームッシュ 27歳 「パーマネント・バケーション」
フィリップ・カウフマン 27歳 「Goldstein」
ヘンリー・コスター 27歳 「Das Abenteur Thea Roland」
マーヴィン・ルロイ 27歳 「蛮婚崇拝」
リチャード・レスター 28歳 「とんだりはねたりとまったり」
ジョシュア・ローガン 28歳 「I Met My Love Again」
テレンス・マリック 27歳 「地獄の逃避行」
ジャン・ピエール・メルヴィル 29歳 「Vingt-quatre Heures de la vie d’un Clown」
ニキータ・ミハルコフ 26歳 「戦いの終わりの静かな一日」
ジョン・ミリアス 29歳 「デリンジャー」
エルマンノ・オルミ 28歳 「Il tempo si e fermato」
マックス・オフュルス 28歳 「Dann Schon lieber Lebertan」
アラン・パーカー 29歳 「Footsteps」
ヴォルフガング・ペーターゼン 29歳 「Ich Werde Dich Toten Wolf」
マイケル・パウエル 26歳 「Two Crowded Hours」
キャロル・リード 28歳 「Midshipman」
アイヴァン・ライトマン 27歳 「Cannibal Girls」
ジャン・ルノワール 29歳 「La Fille de l’Eau」
アラン・レネ 26歳 「Van Gogh」
ジョージ・A・ロメロ 28歳 「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」
カルロス・サウラ 26歳 「Cuenca」
ジョージ・スティーブンス 29歳 「海上御難の巻」
オリヴァー・ストーン 28歳 「邪悪の女王」
クエンティン・タランティーノ 28歳 「レザボア・ドッグス」
ノーマン・タウログ 29歳 「田舎娘」
ロジェ・バディム 28歳 「素直な悪女」
アニエス・ヴァルダ 26歳 「La Pointe courte」
アンジェイ・ワイダ 28歳 「世代」
ラオール・ウォルシュ 27歳 「The Life of General Villa」
オーソン・ウェルズ 26歳 「市民ケーン」
ビリー・ワイルダー 28歳 「Mauvaise Graine」
ロバート・ゼメキス 26歳 「抱きしめたい」
フレッド・ジンネマン 28歳 「Redes」
ヴァレリオ・ズルリーニ 28歳 「Le Ragazze di San Frediano」
30歳〜34歳でデビューした監督たち
(アルファベット順)
ウディ・アレン 31歳 「What’s Up Tiger Lily?」
ロバート・アルトマン 32歳 「ジェームス・ディーン物語」
テオ・アンゲロプロス 32歳 「I ekpombi」
ジャン・ジャック・アノー 34歳 「ブラック・アンド・ホワイト・イン・カラー」
ジョン・G・アヴィルドセン 33歳 「Turn on to Love」
ヘクトール・バベンコ 30歳 「O Rei Da Notte」
ジョン・バダム 32歳 「The Bingo Long Travelling All-Stars and Motor Kings」
ジョン・ブアマン 32歳 「5人の週末」
ロベール・ブレッソン 33歳 「Les Affaires publiques」
クラレンス・ブラウン 30歳 「モヒカン族の最後」
ジョン・カサベテス 31歳 「アメリカの影」
チェン・カイコー 32歳 「黄色い大地」
アンドレ・カイヤット 33歳 「La fausse maitresse」
マイケル・チミノ 33歳 「サンダー・ボルト」
ジャン・コクトー 31歳 「詩人の血」
コスタ・ガブラス 32歳 「七人目に賭ける男」
ジョージ・キューカー 31歳 「雷親爺」
ジュールス・ダッシン 30歳 「The Tell-Tale Heart」
セシル・B・デミル 32歳 「The Squaw Man」
ジョナサン・デミ 30歳 「女刑務所・白昼の暴動」
リチャード・ドナー 31歳 「X−15」
アレクサンドル・ドブジェンコ 32歳 「Vasya-reformator」
カール・T・ドライエル 30歳 「Prasienten」
ブレイク・エドワーズ 33歳 「Bring Your Smile Along」
セルゲイ・エイゼンシュタイン 34歳 「Dnevnik Glumova」
ロベール・アンリコ 30歳 「ふくろうの河」
フェデリコ・フェリーニ 30歳 「寄席の脚光」
ジャック・フェデー 31歳 「Monsieur Pinson」
ロバート・J・フラハティ 32歳 「エスキモーのドキュメンタリー」
リチャード・フライシャー 30歳 「Child of Divorce」
ミロス・フォアマン 31歳 「Cerny Petr」
ピエトロ・ジェルミ 31歳 「Il Testimone」
D・W・グリフィス 32歳 「The Adventures of Dollie」
ヘンリー・ハサウェイ 34歳 「白馬王国」
ハワード・ホークス 30歳 「栄光への道」
ウォルター・ヒル 33歳 「ストリート・ファイター」
トビー・フーパー 30歳 「悪魔のいけにえ」
ジョン・ヒューズ 34歳 「すてきな片想い」
ピーター・ハイアムズ 31歳 「破壊!」
デレク・ジャーマン 34歳 「Sebastiane」
ニール・ジョーダン 33歳 「殺人天使」
ローレンス・カスダン 33歳 「白いドレスの女」
スタンリー・クレイマー 32歳 「見知らぬ人でなく」
デビッド・リーン 34歳 「In Which We Serve」
パトリス・ルコント 31歳 「Les Bronzes」
セルジオ・レオーネ 32歳 「ロード島の要塞」
シドニー・ルメット 33歳 「十二人の怒れる男」
デビッド・リンチ 31歳 「イレイザー・ヘッド」
ルーベン・マムーリアン 32歳 「喝采」
ルイス・マイルストン 30歳 「裏表七人組」
ジョージ・ミラー 32歳 「マッドマックス」
ヴィンセント・ミネリ 30歳 「Vabin in the Sky」
F・W・ムルナウ 31歳 「Der Knabe in Blau」
マイク・ニコルズ 34歳 「バージニア・ウルフなんかこわくない」
シドニー・ポラック 31歳 「いのちの紐」
フセヴォロド・プドフキン 32歳 「チェス狂」
サタジット・レイ 34歳 「大地のうた」
カレル・ライス 32歳 「Momma Don’t Allow」
トニー・リチャードソン 30歳 「Momma Don’t Allow」
レニ・リーフェンシュタール 30歳 「青の光」
スチュアート・ローゼンバーグ 32歳 「殺人会社」
マーク・ライデル 34歳 「女狐」
ジョージ・シートン 34歳 「Billy Rose’s Diamond Horseshoe」
ドン・シーゲル 33歳 「Star in the Night」
パオロ・タヴィアーニ 31歳 「Un uomo da bruciare」
ポール・ヴァーホーヴェン 33歳 「Wat zien ik」
アンリ・ヴェルヌイユ 31歳 「La Table aux creves」
エリッヒ・フォン・シュトロハイム 33歳 「アルプス嵐」
ウェイン・ワン 34歳 「Chan is Missing」
ピーター・ウィアー 30歳 「The Cars That Ate Paris」
ジェームズ・ホエール 34歳 「暁の総攻撃」
ロバート・ワイズ 30歳 「キャット・ピープルの呪い」
ピーター・イエーツ 34歳 「太陽と遊ぼう」
テレンス・ヤング 32歳 「Corridor of Mirror」
フランコ・ゼフィレッリ 34歳 「Camping」
*年齢は全て映画公開年から誕生年を引いて算出しておりますので、1年ほど誤差がある場合があります。
映画監督の大ベテランたち
最後におまけで外国のベテラン監督のキャリアをランク付け。
作品数に関係なくデビューしてから最後の作品を発表するまでの歳月を対象とした。
1位 チャールズ・チャップリン 53年
2位 アルフレッド・ヒッチコック 51年
2位 ジョージ・キューカー 51年
4位 マイケル・カーティス 50年
4位 ラオール・ウォルシュ 50年
6位 ジョン・フォード 49年
6位 ジョン・シュレシンジャー 49年
8位 スタンリー・キューブリック 48年
8位 ジュリアン・デュビビエ 48年
10位 ビリー・ワイルダー 47年
10位 フレッド・ジンネマン 47年
12位 ジョン・ヒューストン 46年
13位 ロバート・ワイズ 45年
14位 ロマン・ポランスキー 44年
14位 ハワード・ホークス 44年
14位 ウィリアム・ワイラー 44年
14位 マルセル・カルネ 44年
何と、キャリアでもチャップリンはナンバー1だった。
ちなみにキネマ旬報ベスト・テン洋画部門で最も数多く一位を取った監督もチャップリンである。
やっぱり彼こそ映画の頂点に立つ偉大なる男、映画のシンボルだ。チャップリンを知らない奴はモグリだね。
ロマン・ポランスキーはまだまだ現役なので、記録更新も十分に可能だ。
ロバート・ワイズは活動を長年停止しているが、新作を発表すればもちろんダントツになる。
ちなみに、ギネスブックにはキング・ヴィダーがキャリア最高とあるが、彼のキャリアは41年なので誤りである。
あなたは何歳でデビュー?
今回の企画はふと思い立ったその日の内にいっきに作ってしまった適当な内容なので、リラックスして気楽に見てください。監督のデビュー作品とデビューしたときの年齢をズラッと書いて見ました。あなたの年齢と比較して、知っている監督がいないか、いろいろ探してみてくださいね。意外な発見がありますよ。オーソン・ウェルズは26歳にして「市民ケーン」を発表、バリー・レビンソンは50歳にしてようやく監督デビュー。さあ、あなたの映画人生はまだ間に合う? それとも間に合わない?
25歳以下で映画デビューした監督たち
フォードやワイラーなど、巨匠といえる監督の何人かはすでに20代前半のうちにデビューしていたことがわかる。年取った顔のイメージが焼き付いているだけに、この年齢で演出している姿が想像できないよね。映画は彼ら若造たちによって形作られていった。後生おそるべしだ。
22歳でデビュー ジョン・フォード 「颱風」
アベル・ガンス 「La digue pu Pour saurer la Hollande」
エルンスト・ルビッチ 「Blindekuh」
アンドレイ・タルコフスキー 「Segodnya uvolneniya ne budet」
23歳でデビュー リュック・ベッソン 「L’Avant Dernier」
ルネ・クレマン 「Soigne ton Gauche」
フランシス・コッポラ 「グラマー西部を荒らす」
デビッド・クローネンバーグ 「Transfer」
ブライアン・デ・パルマ 「Woton’s Wake」
ジュリアン・デュビビエ 「Haceldama」
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー 「出稼ぎ野郎」
ロバート・フローリー 「Fifty-Fifty」
ロン・ハワード 「バニシングIN TURBO」
スタンリー・キューブリック 「Day of the Fight」
クロード・ルルーシュ 「Le Propre de l’homme」
レオ・マッケリー 「Society Secrets」
ベルトラン・タヴェルニエ 「接吻・接吻・接吻」
フランソワ・トリュフォー 「Une visite」
ジガ・ヴェルトフ 「革命記念日」
24歳でデビュー フランク・ボーゼイジ 「Flying Colors」
ティム・バートン 「Vincent」
アンリ・ジョルジュ・クルーゾー 「La terreur des Batignolles」
ジャン・リュック・ゴダール 「Operation beton」
マイケル・カーティス 「Ma es Holnap」
ジャック・ドゥミ 「Le Sabotier du Val de Loire」
スパイク・リー 「ジョーズ・バーバーショップ」
ロマン・ポランスキー 「Mordestwo」
ジョン・シュレシンジャー 「The Starfish」
キング・ヴィダー 「消えてなくなる」
ウィリアム・ワイラー 「戦友の為に」
25歳でデビュー リンゼイ・アンダーソン 「Meet the Pioneers」
フランク・キャプラ 「Fultah Fisher’s Boarding House」
チャールズ・チャップリン 「総理大臣」
ルネ・クレール 「眠るパリ」
エリア・カザン 「Pie in the Sky」
オットー・プレミンジャー 「Die Grosse Liebe」
ルイ・マル 「死刑台のエレベーター」
ヴィム・ヴェンダース 「都市の夏/キンクスに捧ぐ」
ジョン・ウー 「少林門」
21歳の頃にはもう・・・ レオス・カラックス 19歳で「Strangulation blues」
ヴェルナー・ヘルツォーク 20歳で「Herakles」
ジョージ・シドニー 20歳で「Polo」
ベルナルド・ベルトルッチ 21歳で「殺し」
ジョン・ランディス 21歳で「シュロック」
ジョージ・ルーカス 21歳で「Look at Life」
ジャック・リヴェット 21歳で「Aux quatre coins」
フォルカー・シュレンドルフ 21歳で「Wen Kummert’s」
マーティン・スコセッシ 21歳で
「What’s a Nice Girl Like You Doing a Place Like This?」
スティーヴン・スピルバーグ 21歳で「Amblin」
35歳を過ぎて映画デビューした監督たち
次に紹介するのは遅れてデビューした人たちだけど(もっとも、それ以前に別の分野で成功している人もいるけど)、デ・シーカ、ヴィスコンティなど、後に世界的な巨匠へと成長した人物もいるにはいる。さすがに40代になるともう手遅れなのか、監督になった人は少ない。
35歳でデビュー トッド・ブラウニング 「The Lucky Transfer」
ジョン・ヒューストン 「マルタの鷹」
ジェームズ・アイヴォリー 「The Householder」
デルバート・マン 「マーティ」
アーサー・ペン 「左ききの拳銃」
ロベルト・ロッセリーニ 「La Nave Bianca」
ダグラス・サーク 「April,April」
ジョン・スタージェス 「The Man Who Dared」
36歳でデビュー ジャック・ベッケル 「Dernier Atout」
ヴィクター・フレミング 「暗雲晴れて」
ジョージ・ロイ・ヒル 「Period of Adjustment」
ホウ・シャオシエン 「坊やの人形」
ノーマン・ジュイソン 「40ポンドのトラブル」
J・リー・トンプソン 「Murder without Crime」
アンソニー・マン 「Dr. Broadway」
ロナルド・ニーム 「Take My Life」
サム・ペキンパー 「荒野のガンマン」
フランチェスコ・ロージ 「挑戦」
ケン・ラッセル 「French Dressing」
ルキノ・ヴィスコンティ 「郵便配達は二度ベルを鳴らす」
37歳でデビュー チャン・イーモウ 「紅いコーリャン」
ジョゼフ・L・マンキーウィッツ 「呪われた城」
マーティン・リット 「暴力波止場」
ニコラス・レイ 「夜の人々」
リドリー・スコット 「デュエリスト」
サム・ウッド 「快走王」
38歳でデビュー ミケランジェロ・アントニオーニ 「Cronica di un amore」
リチャード・ブルックス 「危機の男」
サミュエル・フラー 「地獄の挑戦」
ピーター・グリーナウェイ 「The Falls」
G・W・パプスト 「Der Schatz」
39歳以上でデビュー ロバート・ベントン 39歳で「夕陽の群盗」
ヴィットリオ・デ・シーカ 39歳で「Rose Scarlatte」
フリッツ・ラング 39歳で「Halbblut」
ジョゼフ・ロージー 39歳で「緑色の髪の少年」
ポール・マザースキー 39歳で「ボブ&キャロル&テッド&アリス」
ジョナス・メカス 39歳で「樹々の大砲」
ピエロ・パオロ・パゾリーニ 39歳で「乞食」
ロブ・ライナー 39歳で「スパイナル・タップ」
エリック・ロメール 39歳で「Le signe du lion」
ロバート・ロッセン 39歳で「Johny O’Clock」
ジャック・タチ 39歳で「のんき大将脱線の巻」
ツイ・ハーク 39歳で「地獣無門」
メル・ブルックス 41歳で「プロデューサーズ」
アラン・J・パクラ 41歳で「くちづけ」
ハーバート・ロス 42歳で「チップス先生さようなら」
ジョゼ・ジョバンニ 43歳で「生き残った者の掟」
フランクリン・J・シャフナー 43歳で「七月の女」
ラルフ・ネルソン 46歳で「Requiem for a Heayweight」
バリー・レヴィンソン 50歳!で「ダイナー」
ジョゼフ・フォン・スタンバーグ 61歳!で「救ひを求める人々」
その他の監督
26歳〜29歳でデビューした監督たち
(アルファベット順)
ダリオ・アルジェント 26歳 「歓びの毒牙」
ギリアン・アームストロング 28歳 「わが青春の輝き」
イングマール・ベルイマン 28歳 「Kris」
ピーター・ボグダノビッチ 29歳 「Targets」
ピーター・ブルック 29歳 「三文オペラ」
ルイス・ブニュエル 28歳 「アンダルシアの犬」
ジェームズ・キャメロン 28歳 「殺人魚フライング・キラー」
マルセル・カルネ 27歳 「ジェニイの家」
ジョン・カーペンター 26歳 「ダーク・スター」
クロード・シャブロル 28歳 「Le Beau Serge」
ジョエル・コーエン 27歳 「ブラッド・シンプル」
クリス・コロンバス 28歳 「ベビーシッター・アドベンチャー」
ロジャー・コーマン 29歳 「あらくれ五人拳銃」
フィリップ・ド・ブロカ 27歳 「Les Jeux de l’Amour」
スタンリー・ドーネン 26歳 「踊る大紐育」
ヴィクトル・エリセ 28歳 「Los Desafios」
ウィリアム・フリードキン 28歳 「グッド・タイムス」
ラッセ・ハルストレム 29歳 「En Kille och en Tjej」
アルフレッド・ヒッチコック 26歳 「The Pleasure Garden」
ジム・ジャームッシュ 27歳 「パーマネント・バケーション」
フィリップ・カウフマン 27歳 「Goldstein」
ヘンリー・コスター 27歳 「Das Abenteur Thea Roland」
マーヴィン・ルロイ 27歳 「蛮婚崇拝」
リチャード・レスター 28歳 「とんだりはねたりとまったり」
ジョシュア・ローガン 28歳 「I Met My Love Again」
テレンス・マリック 27歳 「地獄の逃避行」
ジャン・ピエール・メルヴィル 29歳 「Vingt-quatre Heures de la vie d’un Clown」
ニキータ・ミハルコフ 26歳 「戦いの終わりの静かな一日」
ジョン・ミリアス 29歳 「デリンジャー」
エルマンノ・オルミ 28歳 「Il tempo si e fermato」
マックス・オフュルス 28歳 「Dann Schon lieber Lebertan」
アラン・パーカー 29歳 「Footsteps」
ヴォルフガング・ペーターゼン 29歳 「Ich Werde Dich Toten Wolf」
マイケル・パウエル 26歳 「Two Crowded Hours」
キャロル・リード 28歳 「Midshipman」
アイヴァン・ライトマン 27歳 「Cannibal Girls」
ジャン・ルノワール 29歳 「La Fille de l’Eau」
アラン・レネ 26歳 「Van Gogh」
ジョージ・A・ロメロ 28歳 「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」
カルロス・サウラ 26歳 「Cuenca」
ジョージ・スティーブンス 29歳 「海上御難の巻」
オリヴァー・ストーン 28歳 「邪悪の女王」
クエンティン・タランティーノ 28歳 「レザボア・ドッグス」
ノーマン・タウログ 29歳 「田舎娘」
ロジェ・バディム 28歳 「素直な悪女」
アニエス・ヴァルダ 26歳 「La Pointe courte」
アンジェイ・ワイダ 28歳 「世代」
ラオール・ウォルシュ 27歳 「The Life of General Villa」
オーソン・ウェルズ 26歳 「市民ケーン」
ビリー・ワイルダー 28歳 「Mauvaise Graine」
ロバート・ゼメキス 26歳 「抱きしめたい」
フレッド・ジンネマン 28歳 「Redes」
ヴァレリオ・ズルリーニ 28歳 「Le Ragazze di San Frediano」
30歳〜34歳でデビューした監督たち
(アルファベット順)
ウディ・アレン 31歳 「What’s Up Tiger Lily?」
ロバート・アルトマン 32歳 「ジェームス・ディーン物語」
テオ・アンゲロプロス 32歳 「I ekpombi」
ジャン・ジャック・アノー 34歳 「ブラック・アンド・ホワイト・イン・カラー」
ジョン・G・アヴィルドセン 33歳 「Turn on to Love」
ヘクトール・バベンコ 30歳 「O Rei Da Notte」
ジョン・バダム 32歳 「The Bingo Long Travelling All-Stars and Motor Kings」
ジョン・ブアマン 32歳 「5人の週末」
ロベール・ブレッソン 33歳 「Les Affaires publiques」
クラレンス・ブラウン 30歳 「モヒカン族の最後」
ジョン・カサベテス 31歳 「アメリカの影」
チェン・カイコー 32歳 「黄色い大地」
アンドレ・カイヤット 33歳 「La fausse maitresse」
マイケル・チミノ 33歳 「サンダー・ボルト」
ジャン・コクトー 31歳 「詩人の血」
コスタ・ガブラス 32歳 「七人目に賭ける男」
ジョージ・キューカー 31歳 「雷親爺」
ジュールス・ダッシン 30歳 「The Tell-Tale Heart」
セシル・B・デミル 32歳 「The Squaw Man」
ジョナサン・デミ 30歳 「女刑務所・白昼の暴動」
リチャード・ドナー 31歳 「X−15」
アレクサンドル・ドブジェンコ 32歳 「Vasya-reformator」
カール・T・ドライエル 30歳 「Prasienten」
ブレイク・エドワーズ 33歳 「Bring Your Smile Along」
セルゲイ・エイゼンシュタイン 34歳 「Dnevnik Glumova」
ロベール・アンリコ 30歳 「ふくろうの河」
フェデリコ・フェリーニ 30歳 「寄席の脚光」
ジャック・フェデー 31歳 「Monsieur Pinson」
ロバート・J・フラハティ 32歳 「エスキモーのドキュメンタリー」
リチャード・フライシャー 30歳 「Child of Divorce」
ミロス・フォアマン 31歳 「Cerny Petr」
ピエトロ・ジェルミ 31歳 「Il Testimone」
D・W・グリフィス 32歳 「The Adventures of Dollie」
ヘンリー・ハサウェイ 34歳 「白馬王国」
ハワード・ホークス 30歳 「栄光への道」
ウォルター・ヒル 33歳 「ストリート・ファイター」
トビー・フーパー 30歳 「悪魔のいけにえ」
ジョン・ヒューズ 34歳 「すてきな片想い」
ピーター・ハイアムズ 31歳 「破壊!」
デレク・ジャーマン 34歳 「Sebastiane」
ニール・ジョーダン 33歳 「殺人天使」
ローレンス・カスダン 33歳 「白いドレスの女」
スタンリー・クレイマー 32歳 「見知らぬ人でなく」
デビッド・リーン 34歳 「In Which We Serve」
パトリス・ルコント 31歳 「Les Bronzes」
セルジオ・レオーネ 32歳 「ロード島の要塞」
シドニー・ルメット 33歳 「十二人の怒れる男」
デビッド・リンチ 31歳 「イレイザー・ヘッド」
ルーベン・マムーリアン 32歳 「喝采」
ルイス・マイルストン 30歳 「裏表七人組」
ジョージ・ミラー 32歳 「マッドマックス」
ヴィンセント・ミネリ 30歳 「Vabin in the Sky」
F・W・ムルナウ 31歳 「Der Knabe in Blau」
マイク・ニコルズ 34歳 「バージニア・ウルフなんかこわくない」
シドニー・ポラック 31歳 「いのちの紐」
フセヴォロド・プドフキン 32歳 「チェス狂」
サタジット・レイ 34歳 「大地のうた」
カレル・ライス 32歳 「Momma Don’t Allow」
トニー・リチャードソン 30歳 「Momma Don’t Allow」
レニ・リーフェンシュタール 30歳 「青の光」
スチュアート・ローゼンバーグ 32歳 「殺人会社」
マーク・ライデル 34歳 「女狐」
ジョージ・シートン 34歳 「Billy Rose’s Diamond Horseshoe」
ドン・シーゲル 33歳 「Star in the Night」
パオロ・タヴィアーニ 31歳 「Un uomo da bruciare」
ポール・ヴァーホーヴェン 33歳 「Wat zien ik」
アンリ・ヴェルヌイユ 31歳 「La Table aux creves」
エリッヒ・フォン・シュトロハイム 33歳 「アルプス嵐」
ウェイン・ワン 34歳 「Chan is Missing」
ピーター・ウィアー 30歳 「The Cars That Ate Paris」
ジェームズ・ホエール 34歳 「暁の総攻撃」
ロバート・ワイズ 30歳 「キャット・ピープルの呪い」
ピーター・イエーツ 34歳 「太陽と遊ぼう」
テレンス・ヤング 32歳 「Corridor of Mirror」
フランコ・ゼフィレッリ 34歳 「Camping」
*年齢は全て映画公開年から誕生年を引いて算出しておりますので、1年ほど誤差がある場合があります。
映画監督の大ベテランたち
最後におまけで外国のベテラン監督のキャリアをランク付け。
作品数に関係なくデビューしてから最後の作品を発表するまでの歳月を対象とした。
1位 チャールズ・チャップリン 53年
2位 アルフレッド・ヒッチコック 51年
2位 ジョージ・キューカー 51年
4位 マイケル・カーティス 50年
4位 ラオール・ウォルシュ 50年
6位 ジョン・フォード 49年
6位 ジョン・シュレシンジャー 49年
8位 スタンリー・キューブリック 48年
8位 ジュリアン・デュビビエ 48年
10位 ビリー・ワイルダー 47年
10位 フレッド・ジンネマン 47年
12位 ジョン・ヒューストン 46年
13位 ロバート・ワイズ 45年
14位 ロマン・ポランスキー 44年
14位 ハワード・ホークス 44年
14位 ウィリアム・ワイラー 44年
14位 マルセル・カルネ 44年
何と、キャリアでもチャップリンはナンバー1だった。
ちなみにキネマ旬報ベスト・テン洋画部門で最も数多く一位を取った監督もチャップリンである。
やっぱり彼こそ映画の頂点に立つ偉大なる男、映画のシンボルだ。チャップリンを知らない奴はモグリだね。
ロマン・ポランスキーはまだまだ現役なので、記録更新も十分に可能だ。
ロバート・ワイズは活動を長年停止しているが、新作を発表すればもちろんダントツになる。
ちなみに、ギネスブックにはキング・ヴィダーがキャリア最高とあるが、彼のキャリアは41年なので誤りである。