アリッサ・ミラノ (今週のスター)

「コマンドー」の子役がこんなところで
 「チャームド」魔女3姉妹の末っ子フィービー役。未来を予知する能力を備える。姉2人とは違い、自分が魔女であることを前向きに楽しんでいる。自由気ままで遊び好きの明るいキャラクターだ。
 アリッサ・ミラノといったら、とにかく「コマンドー」(85)である。アーノルド・シュワルツェネッガーの娘役だ。あのムキムキマンが娘を溺愛するところが感動的だった。アリッサは、シュワ人気に便乗する形で一気に子役スターとなった。当時は日本でも映画ファン雑誌で特集されるなど、相当な人気があった。僕も「コマンドー」は3回くらいテレビで見て、アリッサのことは可愛い娘だなあと思っていたけれど、それ以降はあまりパッとしなかった。いくらか映画に脇役で出演していたようであるが、僕はそこら辺はよく知らない。
 そんなアリッサがテレビで活躍していたなんて! アリッサ・ミラノは立派なスターに成長していたのだ。「チャームド」放送開始時、3姉妹は皆20代前半であったが、アリッサだけはベテランで、すでに確固たるネームバリューがあったため、「チャームド」の視聴率にも貢献したはずである。日本のアリッサ・ミラノ・ファンが「チャームド」の国内放送を熱望していたのだから。
 「チャームド」を見ていて驚くのは彼女が回を経るごとに美人になっていくこと。第1シーズンだけにしても上期と下期とでは顔つきが変わっている。最初は若さを売りにしていたけれども、後から露出度も高くなり、だんだんと大人っぽい色気を感じさせるようになった。アリッサもいい女になったものである。
 「チャームド」シーズン1のおすすめのエピソードは第11話「呪われた壺」。フィービーが呪われた元彼を助ける話。一段と大人っぽくなったアリッサが見られる。

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