『DRAGONBALL EVOLUTION』ワールドプレミア

天下一!武道館にて『DRAGONBALL EVOLUTION』ワールドプレミア開催

2009年3月10日(火)、日本武道館にて、『DRAGONBALL EVOLUTION』のワールドプレミアが開催された。

『DRAGONBALL EVOLUTION』は、3億6000万部以上売り上げた鳥山明の人気漫画「ドラゴンボール」をハリウッドで実写映画化したもの。『少林サッカー』のチャウ・シンチーが製作し、鳥山明は製作総指揮として参加している。映画では、悟空がドラゴンボールを集めてピッコロ大魔王と戦うところまでがオリジナルストーリーで描かれる。『宇宙戦争』でトム・クルーズの息子役を演じたジャスティン・チャットウィンが悟空を演じており、日本から田村英里子と関めぐみが出演している。主題歌は世界共通で浜崎あゆみの提供する「Rule」が使用されている。

この日のイベントは「ワールドプレミア」なので、これが本作にとっては、世界で最初の大きなイベント、世界最速の上映会ということになる。イベント開始前には、森下千里、武蔵、ライセンス、渡辺裕之、原日出子、魔裟斗、矢沢心ら著名人の姿も見られ、会場を華やかに彩り、その模様はインターネットでライブ中継もされた。

司会は「ドラゴンボール」の大ファンという次長課長が務めた。イベントが始まると、次長課長はドラゴンレーダーを持って登場。「あとひとつでドラゴンボールが7つそろうんだけどどこにあるのかな。みんな全員で一斉に声を合わせてかめはめ波をすれば見つかるはずだ」とコミカルな小芝居を展開。続いて、直径2メートルのバルーン型ドラゴンボールが7つ客席の頭上をバウンドし、観客の手を借りてドラゴンボールがステージ中央に集められると、レーザー光線で描かれたシェンロンが姿を現し、ドラゴンボールが一瞬にして破裂、ボールの中から来日ゲストが登場するトリッキーな演出で会場を盛り上げた。

舞台挨拶には、主演のジャスティン・チャットウィンをはじめ、エミー・ロッサム、チョウ・ユンファ、ジューン・パーク、ジェイミー・チャン、ジェームズ・マースターズとメインキャストが集結。ハリウッド進出を果たした田村英里子、関めぐみ、そしてジェームズ・ウォン監督も登壇した。亀仙人役のチョウ・ユンファは「今日は甲羅を忘れてきた」とファンならニヤリとする挨拶で沸かせた。田村英里子は「マンガとは別次元のものと思って楽しんで」と挨拶した。

ジャスティン・チャットウィンは、かめはめ波を見せようとして一瞬構えたが「まだ早いな」といってとりやめた。レッドカーペットでも、カメラマンたちから何度もかめはめ波をせがまれたが、ジャスティンはかたくなに拒否した。この辺はどのようにかめはめ波を見せてくれるのか、どうやら映画を見て確認するよりほかはなさそうだ。『DRAGONBALL EVOLUTION』は、20世紀フォックス映画の配給で、3月13日(金)より全国公開される。

クリックすると拡大表示します。(撮影・澤田)
森下千里 武蔵 ライセンス 渡辺裕之、原日出子 魔裟斗、矢沢心 ファンの皆さん 田村英里子 関めぐみ ジェイミー・チャン エミー・ロッサム エミー・ロッサム ジャスティン・チャットウィン 次長課長 ジャスティン・チャットウィン 田村英里子 ジェイミー・チャン エミー・ロッサム ジャスティン・チャットウィン、エミー・ロッサム ジューン・パーク チョウ・ユンファ ジェームズ・マースターズ 関めぐみ ジャスティン・チャットウィン、チョウ・ユンファ、エミー・ロッサム