さ行ーさ (専門用語事典)
【さ】
サイズ [撮]
画角。フレーミングされた画面。
サイト・ライン sight line [撮]
→イマジナリー・ライン
細部ショット detail shot [撮]
拡大率の大きいクロース・アップ・ショット。顔の一部を撮った映像や、小さい被写体の大写し映像。
サイレント映画 silent film [作]
音声のない映画。無声映画。1930年頃までは全ての映画がサイレント映画であった。セリフは字幕で表示する。フィルムの撮影速度が遅かったので、サイレント映画用フィルムは上映すると少し早送りしたような映像になる。
サウンド sound [編]
セリフ、効果音、音楽など、音声全般を指す。ハリウッドの場合同時録音が普通で(イタリア映画などはアフレコが主流)、映像と音を同調させるためにカチンコが使われる。撮影中は絶えずマイクがカメラに写らないように注意を払わなければならない。上映の際は、フィルムの横につけられたサウンドトラックから音を出力する。「時計じかけのオレンジ」(71)からドルビー、「ディック・トレーシー」(90)からデジタル録音と、サウンド機器もだんだんと発展している。
→アフレコ、音響、カチンコ、サウンドトラック、トーキー映画、ドルビー
サウンド・ステージ sound stage [装]
トーキー映画を撮るために建てられた専用特設ステージのこと。MGMスタジオがミュージカル「ブロードウェイ・メロディ」で初めて本格的に建造した。現在もその名残で、撮影のために特別に作られたスタジオのことをサウンド・ステージという。
サウンドトラック soundtrack [他]
(1)フィルムの端にある帯状の録音帯。普通のカセットテープと同じ原理の磁気サウンドトラックと、ギザギザ模様に光線をあてて、その変調によって音を読みとる光学サウンドトラックがある。
(2)映画音楽を収めたアルバム。OST。
炸裂薬 [装]
火薬装置の一種で、一瞬にして燃焼・爆発するもの。ガン・エフェクトには欠かせない。
サスペンス映画 suspense film [作]
観客に不安感や緊張感を抱かせる映画。犯罪ものに多い。アルフレッド・ヒッチコックの功績で、ひとつのジャンルとして確立された。
→スリラー、ホラー映画、ミステリー
撮影監督 director of photography [撮]
照明とカメラ映像に責任を持つスタッフ。
サブウーファ subwoofer [映]
重低音を再生するための専用のスピーカー。低すぎる音は人間の耳では聞き取ることができないが、振動だけは伝わる。
サブジェクト・リバーシング [撮]
対象の動きにつれて始めのイマジナリー・ラインを越えること。
→イマジナリー・ライン
サブタイトル subtitle [作]
(1)映画の題名の前後に付けられるタイトル。説明的なタイトルや、宣伝的なタイトルなどが付けられる。「映画に愛をこめて アメリカの夜」のようなものは前サブ、「レイダース 失われたアーク」のようなものは後サブという。傍題。副題。
(2)映画の字幕で、時間や場所などを示したもの。
サブリミナル subliminal ad [編]
潜在意識下広告。フィルムに一瞬だけ別の映像を挿入し、意識されるすれすれの刺激を繰り返し与えて、購買意欲をそそること狙ったもの。
サミュエル・ゴールドウィン Samuel Goldwyn Company [製]
ハリウッド黄金時代の敏腕プロデューサー・サミュエル・ゴールドウィンが23年に創設した独立プロダクション。配給契約したUAを通じて、みるみる業績を上げ、30年代から40年代にかけては「孔雀夫人」、「嵐が丘」など、ウィリアム・ワイラー監督の作品群が絶賛されている。55年より、サミュエル・ゴールドウィン・Jr.の会社と合併、現在はMGMの傘下だが、ミニ・メジャー映画会社の代表格である。
サラウンド・サウンド [映]
劇場内を包み込むように四方からスピーカーの音を出し、立体的な音響空間を作り出すこと。
残像現象 afterimage [他]
人間が持つ生理学的視覚効果。人が見たものは、少しの間だけ網膜に焼き付けられるので、その現象を利用すれば、写真が動いているように見せることができる。1秒間に24コマ以上の映像ならば、ちらつきは全く感じなくなる。
三枚目 comedian [演]
いつも滑稽な演技をする役者。
35ミリ 35mm [撮]
撮影用あるいは上映用フィルムの幅。映画といわれる映画のほとんどは35ミリ・フィルムで撮られている。アカデミー賞では、35ミリ以上のフィルムで上映したものでなければ選考の対象とならない。
→16ミリ、70ミリ、8ミリ
サイズ [撮]
画角。フレーミングされた画面。
サイト・ライン sight line [撮]
→イマジナリー・ライン
細部ショット detail shot [撮]
拡大率の大きいクロース・アップ・ショット。顔の一部を撮った映像や、小さい被写体の大写し映像。
サイレント映画 silent film [作]
音声のない映画。無声映画。1930年頃までは全ての映画がサイレント映画であった。セリフは字幕で表示する。フィルムの撮影速度が遅かったので、サイレント映画用フィルムは上映すると少し早送りしたような映像になる。
サウンド sound [編]
セリフ、効果音、音楽など、音声全般を指す。ハリウッドの場合同時録音が普通で(イタリア映画などはアフレコが主流)、映像と音を同調させるためにカチンコが使われる。撮影中は絶えずマイクがカメラに写らないように注意を払わなければならない。上映の際は、フィルムの横につけられたサウンドトラックから音を出力する。「時計じかけのオレンジ」(71)からドルビー、「ディック・トレーシー」(90)からデジタル録音と、サウンド機器もだんだんと発展している。
→アフレコ、音響、カチンコ、サウンドトラック、トーキー映画、ドルビー
サウンド・ステージ sound stage [装]
トーキー映画を撮るために建てられた専用特設ステージのこと。MGMスタジオがミュージカル「ブロードウェイ・メロディ」で初めて本格的に建造した。現在もその名残で、撮影のために特別に作られたスタジオのことをサウンド・ステージという。
サウンドトラック soundtrack [他]
(1)フィルムの端にある帯状の録音帯。普通のカセットテープと同じ原理の磁気サウンドトラックと、ギザギザ模様に光線をあてて、その変調によって音を読みとる光学サウンドトラックがある。
(2)映画音楽を収めたアルバム。OST。
炸裂薬 [装]
火薬装置の一種で、一瞬にして燃焼・爆発するもの。ガン・エフェクトには欠かせない。
サスペンス映画 suspense film [作]
観客に不安感や緊張感を抱かせる映画。犯罪ものに多い。アルフレッド・ヒッチコックの功績で、ひとつのジャンルとして確立された。
→スリラー、ホラー映画、ミステリー
撮影監督 director of photography [撮]
照明とカメラ映像に責任を持つスタッフ。
サブウーファ subwoofer [映]
重低音を再生するための専用のスピーカー。低すぎる音は人間の耳では聞き取ることができないが、振動だけは伝わる。
サブジェクト・リバーシング [撮]
対象の動きにつれて始めのイマジナリー・ラインを越えること。
→イマジナリー・ライン
サブタイトル subtitle [作]
(1)映画の題名の前後に付けられるタイトル。説明的なタイトルや、宣伝的なタイトルなどが付けられる。「映画に愛をこめて アメリカの夜」のようなものは前サブ、「レイダース 失われたアーク」のようなものは後サブという。傍題。副題。
(2)映画の字幕で、時間や場所などを示したもの。
サブリミナル subliminal ad [編]
潜在意識下広告。フィルムに一瞬だけ別の映像を挿入し、意識されるすれすれの刺激を繰り返し与えて、購買意欲をそそること狙ったもの。
サミュエル・ゴールドウィン Samuel Goldwyn Company [製]
ハリウッド黄金時代の敏腕プロデューサー・サミュエル・ゴールドウィンが23年に創設した独立プロダクション。配給契約したUAを通じて、みるみる業績を上げ、30年代から40年代にかけては「孔雀夫人」、「嵐が丘」など、ウィリアム・ワイラー監督の作品群が絶賛されている。55年より、サミュエル・ゴールドウィン・Jr.の会社と合併、現在はMGMの傘下だが、ミニ・メジャー映画会社の代表格である。
サラウンド・サウンド [映]
劇場内を包み込むように四方からスピーカーの音を出し、立体的な音響空間を作り出すこと。
残像現象 afterimage [他]
人間が持つ生理学的視覚効果。人が見たものは、少しの間だけ網膜に焼き付けられるので、その現象を利用すれば、写真が動いているように見せることができる。1秒間に24コマ以上の映像ならば、ちらつきは全く感じなくなる。
三枚目 comedian [演]
いつも滑稽な演技をする役者。
35ミリ 35mm [撮]
撮影用あるいは上映用フィルムの幅。映画といわれる映画のほとんどは35ミリ・フィルムで撮られている。アカデミー賞では、35ミリ以上のフィルムで上映したものでなければ選考の対象とならない。
→16ミリ、70ミリ、8ミリ