『トワイライトシンドローム』海をバックにフォトセッション

ゲームから映画化『トワイライトシンドローム』キャスト・スタッフ勢揃い豪華クルーザー試写会開催

7月16日、竹芝にて、映画『トワイライトシンドローム』の一風変わった試写会が開催された。

『トワイライトシンドローム』は元は人気ホラーゲームシリーズ。以前はプレステより3作品が発売されていたが、7月24日にその最新作「トワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説」がニンテンドーDS用ソフトとしてスパイクより発売されることになり、これに合せてゲームの世界が映画化。2本の映画となって公開されることになった。

これはただのゲームの映画化作品ではない。ゲームをキーワードとしたまったく新しい急展開ホラー映画となっている。

映画ビジュアル
これがビジュアルイメージ。2本ともデザインが統一されていて人目をひくビジュアルになっている。『デッドクルーズ』(8月2日公開)はクルーザーを舞台に現実をリセットするゲームについて描いた作品で、『デッドゴーランド』(8月16日公開)は遊園地を舞台にゲームオーバーになると殺されるゲームについて描いた作品だ。

イベントは、『デッドクルーズ』の舞台となった<さるびあ丸>の船内で開催され、『デッドゴーランド』に出てくるピエロをMCに迎えて、メインキャストの関めぐみ、野久保直樹、寺島咲、荒井萌、星井七瀬、馬場徹、監督の古澤健、安里麻里、テーマ曲を担当したアーチストのLOVEFIXER、Dが舞台挨拶をした。

「映画のように人生をリセットできるならどうするか?」という質問に関は「私には特にリセットする必要がない。リセットボタンが欲しい人にプレゼントできる人になりたい」と答え、「映画のような死のゲームに参加することになったらどうする?」という質問に荒井は「ルールを破って逃げます」と答え、星井は「面倒くさいので先に死んじゃおっかな」と笑って答えた。

「羞恥心」として月間売上1位を飛ばしている野久保直樹は、この映画で俳優としての活動に注目が集まっている。会場では女性ファンから黄色い声援がやまず、舞台挨拶が終わると「えー、もっとやってよ」と残念がる声もあった。

『トワイライトシンドローム』は主題歌の注目度も高い。
『デッドクルーズ』のテーマ曲とゲームのオープニング曲を担当したLOVEFIXERは、J-Pop・演歌の大ファンというマーティ・フリードマンが日本人のヴォーカリスト鈴木慎一郎と組んで悲願のJ-Popシーン入りを果たした強力ユニット。
『デッドゴーランド』のテーマ曲とゲームのエンディング曲を担当したDはインディーズシーンから絶大な人気を誇り、メジャーでもデビューしていきなりオリコンで初登場8位となった大人気バンドである。
どちらのアーチストもパワフルなロックチューンを作品に提供しており、映画の大きな楽しみのひとつになっている。

この日は世界初、ニンテンドーDSのDSvisionを使っての試写会となった。DSvisionとはニンテンドーDSを使って映画や小説・コミックなどが楽しめるam3のサービス。訪れた客は、DSを持って、おのおの船内の好きな場所で涼しい潮風を受けながら『トワイライトシンドローム』2作を鑑賞した。(2008/7/16 文・写真:澤田)

トワイライトシンドローム デッドクルーズ』は8/2より、『トワイライトシンドローム デッドゴーランド』は8/16より、シアターN渋谷他全国順次ロードショー

フォトアーカイブ(画像クリックで拡大)

(1段目)ピエロ、舞台挨拶風景、舞台挨拶風景、古澤健監督
(2段目)安里麻里監督、関めぐみ、野久保直樹、寺島咲
(3段目)荒井萌、荒井萌、星井七瀬、馬場徹
(4段目)マーティ・フリードマン、鈴木慎一郎、DヴォーカルのASAGI、フォトセッション風景
(5段目)メインキャスト、星井七瀬&荒井萌、関めぐみ&野久保直樹、DS試写会風景

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