キャスパー・ヴァン・ディーンがパワードスーツをまとい、西川史子を抱きかかえた

『スターシップ・トゥルーパーズ3』PRイベント
パワードスーツをまとったジョニー・リコ大佐が
西川史子提督をお姫様抱っこ!

 6月10日(火)六本木。『スターシップ・トゥルーパーズ3』の記者発表会があり、主人公のジョニー・リコ大佐役を演じたキャスパー・ヴァン・ディーン、監督のエド・ニューマイヤーが来日。西川史子先生をゲストに招いてのPRイベントがあった。

 地球連邦軍提督の姿でステージに現れた女医の西川史子先生(西川提督)は、開口一番、後ろにいたセクシーな部下たちを見て「私よりも若い子ばっかりで気に入らないですね。もっと私を引き立てる部下に来て欲しかったですね」と不満を口にし、持ち前の高飛車キャラ全開で会場の笑いを誘った。

『スターシップ・トゥルーパーズ3』記者発表会

 続いてキャスパー・ヴァン・ディーンとニューマイヤー監督が登場。西川提督は男らしいキャスパーを見るなり、まず左手の薬指を目ざとくチェック。結婚していることを知ってがっかりした提督は「いい出会いだと思ったのですが、きっと彼は結婚したことを後悔してると思いますよ」と強気のコメント。それを聞いたキャスパーは真っ赤になって返答に困り「なんと申し上げたらいいのか。私は妻のことをとても愛しているのです。でも、あなたが提督ならみんな一目惚れして入隊したがると思いますよ」とリップサービスした。

 西川提督は今度は監督に「私もハリウッドデビューできますか?私は日本人にすごく人気があるんですよ。とっても裕福で私と結婚したがる人もたくさんいて、好感度がすごく高いんです」と自信たっぷりにアピールするが、監督から「ロサンゼルスに来るといいよ。いい美容整形外科がいるから」と真顔で返され、あえなく玉砕してしまった。

 『スターシップ・トゥルーパーズ3』の最大の見せ場はパワードスーツ<マローダー>の登場シーン。『1』では断念したものの『3』でやっとその映像化が叶った。パワードスーツは『機動戦士ガンダム』のモビルスーツの原型になったともいわれている。

 この日は、特別に東京理科大学工学部が開発中の本物のパワードスーツ(マッスルスーツ)が登場。これは本来は介護をなくすために作られたもので、重たいものでも軽く持ち上げることができるすぐれもの。これを装着したキャスパーは「マーフィの気分だ」と別の世界に入って上機嫌だった。

 最後はキャスパーが事前の打ち合わせ通り、西川提督をお姫様抱っこすることになっていたが、西川提督だけはそれを知らされてなかったようで、「全然聞いてないですよ」と本気で驚くも「私は毎日お姫様抱っこされていますから」と言った手前、とても断れず、キャスパーの腕に抱かれたときには乙女のような一面をのぞかせた。

 『スターシップ・トゥルーパーズ3』は人間とバグズ(虫)の戦争を描いたSFシリーズ最新作。バグズの種類も更に増えて、ユーモアも一層パワーアップしており、西川先生も「バグズに勇敢に戦って行く兵士たちの姿が素敵」と大絶賛している。(2008/6/10 文・写真:澤田)

 『スターシップ・トゥルーパーズ3』は7月19日(土)より新宿ジョイシネマほかで全国ロードショー(配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

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