クァク・ジェヨン監督作『僕の彼女はサイボーグ』
綾瀬はるかさん、小出恵介さん、完成記者会見
4月15日、銀座にて『僕の彼女はサイボーグ』の完成会見が開かれ、主演の綾瀬はるかさん、小出恵介さん、クァク・ジェヨン監督、山本又一朗プロデューサーが登壇した。
『僕の彼女はサイボーグ』は、『僕の彼女を紹介します』で韓国のみならず日本でも韓国映画興行記録を塗り替える爆発的ヒットを飛ばしたクァク・ジェヨン監督による初の「日本映画」。人間とサイボーグの時空を超えた普遍のラブストーリーになっている。
山本プロデューサーは「合作というものにはろくな映画がない。合作をすると失敗する。だから、合作という言葉は抜きにして、日本映画とも韓国映画ともいえないアジアのアンサンブルといえる作品を作った」と語った。
小出さんは「殴り飛ばされるワイヤーアクションで気絶したことが僕の自慢です」と語り、撮影のハードさを伝えていたが、片やサイボーグ役の綾瀬さんは「男を殴り飛ばすのは初めてなので楽しかった。日常でもやってみたい」と語り会場を沸かせた。
映画では綾瀬さんが小出さんを実際におんぶして100メートルほど歩くシーンがあり、この日のフォトセッションでは、そのシーンを再現して、綾瀬さんが照れる小出さんを軽々と持ち上げるトリッキーなパフォーマンスも披露された。
同日、有楽町の映画館にて完成披露試写会が開催され、4人が舞台挨拶した。小出さんが出て来るなり、映画館は女性たちの黄色い声につつまれた。綾瀬さんには会場のあちこちから「可愛い!」という声がかけられ、綾瀬さんは感謝の気持ちを無邪気な笑顔で表した。
映画が公開される月に監督が誕生日を迎えるということで、この日はバースデーケーキが用意されたが、小出さんは映画の中のワンシーンを真似て監督の顔をケーキに押し込むという復讐イベントがあった。ケーキのシーンを「あれは拷問だった」と語る小出さんは以前から監督にやり返す日をかねてから待ちわびていたという。
監督はニコニコ笑顔を振りまき「次の映画も小出君を主演に撮りたいと思う。でも来日する日は誕生日を避けることにします」といって会場の笑いを誘った。(2008/4/15)
『僕の彼女はサイボーグ』は5月31日(土)よりサロンパス ルーブル丸の内ほか全国松竹・東急系にてロードショー