2008/03/03 Vol.131


こんにちは。澤田です。

生まれて初めて腰を痛めました。こりゃ大変ですね。実家の親が送ってくれた「健康敷き布団」なるものを使っているうちに、だんだん腰が痛くなってきていたのですが、昨日ついに動けなくなるほど痛くなってしまいました。もう何もできません。困りました。


コラム「アメリカではアメリカ人が一番人気」


映画界で一番凄い人はチャップリンだと思うんですけど、アメリカではそうではないようです。チャップリンよりもハンフリー・ボガート、キャサリン・ヘプバーン、ジェームズ・スチュアートの方が人気は上です。なぜでしょうか?

僕はこの理由は、チャップリンがイギリス人だからだと思うのですよ。アメリカは映画大国ですが、古くから外国人俳優に支えられて来ました。チャップリンもケーリー・グラントもイングリッド・バーグマンもグレタ・ガルボもマレーネ・ディートリッヒも外国人ですね。彼らは絶大な人気があったにも関わらず、アメリカでナンバー1のスターにはなれませんでした。アメリカとしては、どうしてもアメリカ人をトップに立たせたかった気持ちがあったのでしょう。

映画に限らず音楽もそうなのです。アメリカではビートルズよりもボブ・ディランの方が格が上です。クラシックでもレナード・バーンスタインが一番でしょう。「ウエスト・サイド物語」があれだけ人気があるのも、作曲家がアメリカ人だからなのかもしれません。

これは他の国にも言えれるのかもしれませんね。日本では世界一の監督の座は黒澤明なのでしょうし、イタリアではフェリーニ、ロシアではエイゼンシュテイン、スウェーデンではベルイマンになるのでしょう。