ま行-み (専門用語事典)

【み】


ミキシング mixing [編]

 セリフ、効果音、背景音楽など、複数のサウンドトラックを結合させて一本の音に仕上げること。



みきれる [撮]

 写ってはいけないスタッフが画面に写り込むこと。テレビ用語。



ミザンセヌ mise-en-scene [撮]

 配置演出のこと。編集でショット内を操作するのではなく、撮影の時点でショット内を操作する。
→モンタージュ



ミスキャスト miscast [製]

 配役を誤ること。



ミステリー映画 [作]

 謎解き映画。怪奇映画。ミステリーでは、犯人が誰なのか、主人公と同じ立場に立って推理する楽しみがある。アガサ・クリスティの映画が代表的。



見た目 point of view [撮]

 登場人物が見ている視点から撮ったショット。pov。



ミディアム・ショット [撮]

 人物の半身像を写したショット。
→クロースアップ、フルショット



ミニシアター [映]

 座席の数が100席から200席くらいの劇場で、とくに単館を指す。



ミニシリーズ miniseries [作]

 小説をもとにしたシリアル番組。



ミニチュア miniture [装]

 小型カメラ。特殊撮影用セット。ミニアチュールともいう。



ミフェッド MIFED [映]

 60年から行われている映画とテレビのマーケット。映画のマーケットとしては世界最古である。正式名は「Mercato Internazionale del Film e del Documentario」。
→AFM、カンヌ映画祭



ミュージカル [作]

 歌や踊りを見せ場とする劇・映画。映画がトーキーになった30年代に量産され、その後MGMが独自のスタイルを確立。フレッド・アステア、ジンジャー・ロジャース、ジーン・ケリー、ジュディ・ガーランド、フランク・シナトラ、ビング・クロスビーら歌って踊れるスターが誕生するが、しだいにミュージカル映画の数は減っていき、現在はほんの数えきれる程度になっている。



ミラー・ショット mirror shot [撮]

1) 鏡を使って撮ったショットで、画面全体が左右反対になっているもの。
2) →グラス・ショット



ミラマックス Miramax films [製]

 79年に設立されたインディペンデント系の配給会社・製作会社。「ニュー・シネマ・パラダイス」、「ピアノ・レッスン」などを配給してヒットさせる。ディズニーに買収されてからは製作会社として業界ランク上位の成績を見せる。同社が製作した「イングリッシュ・ペイシェント」は独立系映画でありながらもオスカーを獲得し、話題になった。



民放 [製]

 商業放送。CMの広告料で運営しているテレビ局。日本のキー局では日本テレビ、東京放送、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京が民放になる。

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