か行ーき (専門用語事典)
【き】
キープ keep [撮]
撮影で、NGではないが、OKにはしたくないテイク。バックアップとして保留になる。
→NG
キー・ライト key light [撮]
撮影で、一番強い主照明のこと。通常、被写体から45度の角度に設置されるが、役者の顔つきによっては、表情がわかりわすいように、角度調節しなければならない。
→フィル・ライト
消えもの expendable [装]
ビールやタバコなど、使ってしまうとなくなってしまう小道具。消耗品。
擬音 [編]
実物の音ではなく、ものを使ってそれに似たような音を作り出したもの。擬音の方が本当の音よりもリアルである。
→サウンド・エフェクト
企画 plan [製]
映画を作るための原点となる案。映画製作はここから始まる。どういうテーマで、どういう見せ方にするか、誰を起用して、どれくらいの予算を注ぎ込むか、どういう層の観客をターゲットにするか、などが決められる。通常プロデューサーがまとめあげ、スタジオの企画会議に提案する。
着ぐるみ [装]
全身を覆うぬいぐるみの装具。日本の怪獣映画は着ぐるみを着て撮影するのがほとんど。
キネコ kinescope [製]
テレビからフィルムに変換する方式。直接テレビ画面をフィルムカメラで撮影する。
→テレシネ
キネトスコープ Kinetoscope [映]
世界初の活動写真装置。1894年4月14日に発表。「上映」ではなく、のぞき式だったので、観客は一回につき1人だけだった。エジソンとディクソンが開発。【写真】
キネマ旬報ベスト・テン [他]
映画雑誌キネマ旬報が毎年開いている催しで、日本の映画評論家がその年の傑作映画ベスト・テンを決めるというもの。1924年から毎年行われており、その歴史は映画賞最古のアカデミー賞よりも古い。映画祭や映画賞とは違い、ベスト・テンに入る作品は実に多彩である。邦画では小津安二郎、洋画ではチャールズ・チャップリンが第一位に選ばれた回数が最も多い。
キノ・グラース Kino-Glaz [作]
20年代、ソ連のジガ・ヴェルトフが提唱したドキュメンタリー映画運動の総称。「これがロシアだ」などの傑作が生まれた。
ギミック gimmick [装]
特殊効果。
脚色 [脚]
小説などを映画用の脚本に書き直すこと。
脚本 screenplay [脚]
映画で使われる台本。場面ごとに登場人物の台詞や動作、情景などが指定してある。
→シナリオ、スクリプト
逆モーション reverse motion [編]
フィルムを逆転走行させることで、時間が逆に進んでいるよう見せる映像。「詩人の血」「オルフェ」など、ジャン・コクトーの映画で効果的に使われている。
キャスト cast [製]
役をふりあてること。誰を起用するかで、作品の売上げも変わってくるので、慎重に企画される。出演者の意味でも使われる。配役。キャスティング。
逆光 backlight [撮]
対象の後ろから指す光線。逆光が強いと、登場人物が暗くなったり、見えなくなったりするが、これを敢えて利用して、登場人物のシルエットを強調させた映画も多い。バックライト。
キャッスル・ロック Castle Rock International [製]
ソニー傘下の独立系映画会社。ロブ・ライナーらが創設。名前はスティーブン・キングの小説からもらっている。製作した作品は、「恋人たちの予感」、「ミザリー」、「シティ・スリッカーズ」、「ショーシャンクの空に」など。
キャッチ・ライト catch light [装]
スターの目を輝かせるために使う小型ライト。レフ板を使う場合もある。
キャプラ・タッチ [作]
フランク・キャプラ監督の映画で、いかにもキャプラらしい演出。代表的な作品は「スミス都へ行く」。キャプラ映画に限らず、心温まる純粋な作品や、アメリカン・ドリームが描かれている作品は、しばしばキャプラ・タッチと呼ばれる。
キャメラ camera [撮]
カメラの英語読み。撮影に関することを総じてこういう。日本の映画業界でもカメラのことをキャメラというが、これはスティル写真機と区別するためであり、文字にするときはふつう「カメラ」と書くのが一般的。
狂言 [作]
能、歌舞伎、芝居のこと。
狂言廻し [脚]
主人公ではないが、ストーリーを進行させるために必要な登場人物。
魚眼レンズ fish-eye lens [撮]
180度の画角を持つ広角レンズ。歪みが激しいため、映画ではあまり使われることはない。
切り返しショット reverse angle [撮]
会話シーンで、第二の話者のショット。第一の話者の反対側から撮影する。
記録映画 [作]
→ドキュメンタリー映画
銀幕 [映]
シルバー・スクリーン。転じて映画・映画界を指す。
キープ keep [撮]
撮影で、NGではないが、OKにはしたくないテイク。バックアップとして保留になる。
→NG
キー・ライト key light [撮]
撮影で、一番強い主照明のこと。通常、被写体から45度の角度に設置されるが、役者の顔つきによっては、表情がわかりわすいように、角度調節しなければならない。
→フィル・ライト
消えもの expendable [装]
ビールやタバコなど、使ってしまうとなくなってしまう小道具。消耗品。
擬音 [編]
実物の音ではなく、ものを使ってそれに似たような音を作り出したもの。擬音の方が本当の音よりもリアルである。
→サウンド・エフェクト
企画 plan [製]
映画を作るための原点となる案。映画製作はここから始まる。どういうテーマで、どういう見せ方にするか、誰を起用して、どれくらいの予算を注ぎ込むか、どういう層の観客をターゲットにするか、などが決められる。通常プロデューサーがまとめあげ、スタジオの企画会議に提案する。
着ぐるみ [装]
全身を覆うぬいぐるみの装具。日本の怪獣映画は着ぐるみを着て撮影するのがほとんど。
キネコ kinescope [製]
テレビからフィルムに変換する方式。直接テレビ画面をフィルムカメラで撮影する。
→テレシネ
キネトスコープ Kinetoscope [映]
世界初の活動写真装置。1894年4月14日に発表。「上映」ではなく、のぞき式だったので、観客は一回につき1人だけだった。エジソンとディクソンが開発。【写真】
キネマ旬報ベスト・テン [他]
映画雑誌キネマ旬報が毎年開いている催しで、日本の映画評論家がその年の傑作映画ベスト・テンを決めるというもの。1924年から毎年行われており、その歴史は映画賞最古のアカデミー賞よりも古い。映画祭や映画賞とは違い、ベスト・テンに入る作品は実に多彩である。邦画では小津安二郎、洋画ではチャールズ・チャップリンが第一位に選ばれた回数が最も多い。
キノ・グラース Kino-Glaz [作]
20年代、ソ連のジガ・ヴェルトフが提唱したドキュメンタリー映画運動の総称。「これがロシアだ」などの傑作が生まれた。
ギミック gimmick [装]
特殊効果。
脚色 [脚]
小説などを映画用の脚本に書き直すこと。
脚本 screenplay [脚]
映画で使われる台本。場面ごとに登場人物の台詞や動作、情景などが指定してある。
→シナリオ、スクリプト
逆モーション reverse motion [編]
フィルムを逆転走行させることで、時間が逆に進んでいるよう見せる映像。「詩人の血」「オルフェ」など、ジャン・コクトーの映画で効果的に使われている。
キャスト cast [製]
役をふりあてること。誰を起用するかで、作品の売上げも変わってくるので、慎重に企画される。出演者の意味でも使われる。配役。キャスティング。
逆光 backlight [撮]
対象の後ろから指す光線。逆光が強いと、登場人物が暗くなったり、見えなくなったりするが、これを敢えて利用して、登場人物のシルエットを強調させた映画も多い。バックライト。
キャッスル・ロック Castle Rock International [製]
ソニー傘下の独立系映画会社。ロブ・ライナーらが創設。名前はスティーブン・キングの小説からもらっている。製作した作品は、「恋人たちの予感」、「ミザリー」、「シティ・スリッカーズ」、「ショーシャンクの空に」など。
キャッチ・ライト catch light [装]
スターの目を輝かせるために使う小型ライト。レフ板を使う場合もある。
キャプラ・タッチ [作]
フランク・キャプラ監督の映画で、いかにもキャプラらしい演出。代表的な作品は「スミス都へ行く」。キャプラ映画に限らず、心温まる純粋な作品や、アメリカン・ドリームが描かれている作品は、しばしばキャプラ・タッチと呼ばれる。
キャメラ camera [撮]
カメラの英語読み。撮影に関することを総じてこういう。日本の映画業界でもカメラのことをキャメラというが、これはスティル写真機と区別するためであり、文字にするときはふつう「カメラ」と書くのが一般的。
狂言 [作]
能、歌舞伎、芝居のこと。
狂言廻し [脚]
主人公ではないが、ストーリーを進行させるために必要な登場人物。
魚眼レンズ fish-eye lens [撮]
180度の画角を持つ広角レンズ。歪みが激しいため、映画ではあまり使われることはない。
切り返しショット reverse angle [撮]
会話シーンで、第二の話者のショット。第一の話者の反対側から撮影する。
記録映画 [作]
→ドキュメンタリー映画
銀幕 [映]
シルバー・スクリーン。転じて映画・映画界を指す。