スパイダーマン (レビュー)

いい意味で正統派映画。映画製作の基本の基本。ここまでくると気持ちがいい。不満をたれた観客たちは、これ以上何を求めようというのか? こういう設定の映画に複雑なひねりなどなくてもいいではないか。
いじめられっこの学生がスーパーヒーローになるという設定はオイシすぎる。ものの動きがスローモーションに見えるというのも面白いし、とにかくこいつは頼もしい奴である。スパイダーマンが登場するだけでも「待ってました」「やれーやれー」と嬉しくなる。スパイダーマンの目からのポイント・オブ・ビューは、Gを感じる物凄い臨場感。ワケアリであるところにもヒロイズムがある。。

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