加藤夏希 オタク向け映画『武蔵野線の姉妹』初日舞台挨拶

『武蔵野線の姉妹』

11月17日(土)シネ・リーブル池袋にて、『武蔵野線の姉妹』の初日舞台挨拶が行われ、出演者の加藤夏希、小松彩香、氏神一番、長州小力、岩見よしまさ、藤井ペイジ、藤井みお、川渕かおり、主題歌の松澤由美、挿入歌の伊藤愛、監督の山本淳一が登壇した。

『武蔵野線の姉妹』は、大人気の”萌え”コミックの映画化。武蔵野線N座駅近くの高級マンションでセレブ生活を満喫している美少女姉妹ラン(加藤夏希)とパンドラ(仲谷明香)が秋葉原のメイド喫茶になる様子をコミカルに描く社会派ドラマ? 加藤夏希はツンデレロリィタの萌え萌えキャラに挑戦している。

とまあ、こういう内容から想像できるとおり、オタクな感じの映画になっていて、登壇者たちも舞台に立つなり「今日『エヴァンゲリオン』初日なんですけど、こっちでいいんですか?」(加藤)、「見ての通り、オタクの役です」(長州)、「メイド服はコルセットをしめるタイプになっていて胸の形が綺麗に出る」(小松)とそんなノリだ。舞台挨拶の雰囲気も楽屋かよとつっこみたくなるくらいアットホームな空気の中で行われ、加藤も「グダグダですみません」と終始にこにこ。監督も自らこの作品を「プログラムピクチャーです」とぶっちゃけ、「試写も見せてもらえなかったし、下手したら俺の出てるシーン全カットかもしれない」(藤井ペ)と自虐ネタで盛り上がる始末だ。

また、岩見は「オタクの役と聞いて自分にできるか心配だったから、役作りのためにメイド喫茶に行ってみたんです。メニューを見たらメロンソーダがメロメロメロンソーダって書いてあって、これを頼んでみようと思って、恥ずかしいけど、メロメロメロンソーダくださいって言ってみたら、メイドの人に普通に”メロンソーダですね”って言われて、悲しい思い出になっています」と痛すぎるコメントで会場を沸かせた。

AKB48メンバーが共演し、主題歌を松澤由美が歌うなど、オタクのツボもしっかり押さえて、パンフレットでもオタクとは何かについて力説。こういうノリが好きな人には悪くない一品かも。筆者の最寄り駅は武蔵野線のN座駅の隣の東T沢駅であり、筆者も自称オタクなので、なにやらこの映画に同じ匂いヲ感じなくもなく・・・。氏神は「十手を持っているときの加藤夏希の笑顔が最高にいい。これだけでも来た甲斐がありますよ」と自信満々。加藤は「(出来について?)お見苦しいところはありますが、ぜひ娯楽のひとつとして楽しんで」と語っていた。(澤田)

『武蔵野線の姉妹』はシネ・リーブル池袋、テアトル梅田他、全国順次公開中。

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2012/11/19 2:49

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