玉木宏ら吹き替えキャストが登場 『マダガスカル3』アフロだらけの初日舞台挨拶

『マダガスカル3』

8月1日(水)新宿ピカデリーにて、『マダガスカル3』が公開初日を迎え、日本語吹替版キャストの玉木宏(32)、柳沢慎吾(50)、高島礼子(48)、岡田義徳(35)、おぎやはぎ(小木博明・40、矢作兼・40)が舞台挨拶を行った。


ライオンのアレックス(玉木)、シマウマのマーティ(柳沢)、カバのグロリア(高島)、キリンのメルマン(岡田)が大活躍するシリーズの3作目。「動物も、アフロも、感動も飛び出す面白さ」が本作のキャッチコピーで、初日もアフロで盛り上げようぜと、なんと観客全員がレインボーカラーのアフロをかぶって登壇者を迎えるという、なんとも手の込んだ初日となった。


観客全員が風船とかウチワを持つとかだったら過去よくあったけど、観客全員にヅラをかぶらせるなんて過去聞いたことがない。イベントが始まる2時間も前からスタッフみんなアフロ姿で、受付も誘導スタッフも進行説明スタッフもみんなノリノリでアフロ姿で対応してくれて、その光景に思わず「ぷっ」と吹きそうになった。ヅラ一個にいったいいくら金かけてんだろと、そんなことも思ったり。というか、満員のこの映画館の観客老若男女全員に有無を言わせずこのド派手なヅラをかぶってもらうように説得したスタッフの尽力にはただただ感服である。


最初は恥ずかしがっていた観客もかぶってしまうと気持ちも興奮状態に。結構大胆に歓声をあげていたし、その豹変ぶりが興味深かった。なんと司会の伊藤さとりまで観客から「かぶって!」コールを受けて、急きょ強引にスタッフにかぶらされてしまうし、この会場でもはやアフロ姿になっていなかったのは取材の記者たちだけであった。こんなにアフロたちに囲まれてると、ウチら取材陣もなんだか不思議とかぶってみたくなってきたものである。なんだか仲間外れになってしまったようで、自分たちだけかぶってないのが恥ずかしくなってくるんだなこれが。


ゲストたちが登壇すると、みんな会場を見てびっくり。岡田義徳は「みなさん面白いですよ。抵抗あるでしょうが外さないでくださいね」とニコニコ。玉木宏も「気持ち悪いですね。嘘です。あれ、さとりさんまでアフロかぶってるじゃないですか。気づきませんでした」とびっくり。「玉木さんのファンからかぶれとの指令があり私もかぶっております」と目をうるうるさせる伊藤さとり。今日はもうMCが絶好調で、着ぐるみアレックスと即興でミニ漫才を披露するなど、アフロをかぶって精神もハイな状態になっていたのか、いつも以上にユーモアに磨きがかかっていた。


こういうところで、さらに会場を盛り上げてくれたのが柳沢慎吾。最初の挨拶が「いい夢見ろよ!」と例の調子でエンジン全開だ。司会の伊藤さとりが玉木宏に質問するとき、玉木宏の方をじーっと見つめていたのを見て柳沢慎吾は「玉木さんのこと、この人見つめますよね!」とやたらジェラシー感じまくっていたし。映画の感想を求められれば「初めて3D見ましたよ。もうすごかったですね。お魚がぱぱぱっと飛んでピクピクピクっと飛ぶじゃない。俺のところの前をひゃーって飛ぶじゃない!」とかなり興奮気味に語って、玉木宏は「言ってること全部わからない。全部擬音じゃない。落ち着いて」と笑っていた。


続いて、ステージになにやらバスケットが登場。「なんだろう。サンドイッチですかね? お腹減ったな」と玉木宏。すると中から「ニャーゴ」という声が。「あー、声聞こえた」と言ってマイクをバスケに向ける玉木宏。開けてみるとひょこっと子ライオンが頭だけ乗り出した。会場からは大歓声。はしゃぎまくる子ライオンの無邪気な仕草に登壇者らも「かわいい!」の連発だった。(余談だが、前作『マダガスカル2』のときはもっと大きなライオンを連れてきてかなりドッキリしたものだけど、今回は小さいライオンでホッとしたよ)


最後には会場の観客全員で玉木宏と記念撮影。すぐ目の前に玉木宏が出てきて最前列の観客もアフロ頭のままキャーキャー黄色い歓声をあげていた。『マダガスカル3』は現在大ヒット公開中。(文・澤田英繁)

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2012/08/02 6:50

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