小栗旬 雨ニモマケズ『グスコーブドリの伝記』ヒット祈願

『グスコーブドリの伝記』

7月7日(土)、丸の内ピカデリーにて、宮沢賢治原作のアニメ映画『グスコーブドリの伝記』の初日舞台挨拶が行われ、声優キャストの小栗旬(29)、忽那汐里(19)、林家正蔵(49)、林隆三(68)、草刈民代(47)、監督の杉井ギサブロー(71)、そしてアルゼンチンタンゴで有名な音楽担当の小松亮太(38)が登壇した。


『グスコーブドリの伝記』は、宮沢賢治作品の初めての本格的な映像化作品として名作と絶賛された『銀河鉄道の夜』のスタッフが再集結して、5年もの歳月をかけて作り上げたアニメーション映画である。


初日の東京はあいにく雨となったが、宮沢賢治愛用の山高帽をかぶって登場した小栗は「お足元の悪い中、お越しいただきましてありがとうございます。雨ニモマケズ、この作品が全国の人に届くよう願っています」と宮沢賢治の有名な詩を引用して挨拶していた。


初日が七夕ということで、短冊に願い事を書いて披露することになると、ブドリ役の小栗は「ブドリが沢山の人に届きますように」と願いを込めたあと、一瞬の間を置いてから「かっこ、月9もね」と言って観客を笑わせた。司会から「月9の出演が決まっておめでとうございます」との祝福の言葉を受けると、「7月9日月曜9時から放送開始です。よろしくお願いします」とちゃっかり宣伝を続けていた。


最近めきめき人気急上昇中の忽那汐里。やはり代表作は『半分の月がのぼる空』だろう。そのとき演じていた役が宮沢賢治が大好きな少女役だったことは今となっては偶然とは思えない。忽那は客席から「汐里ちゃん!」コールもあり、終始にこやかに微笑んでいた。七夕の短冊には「世界平和」と書いていた。


『グスコーブドリの伝記』は、7月7日(土)から丸の内ピカデリー他全国公開中。

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2012/07/08 21:47

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