片腕のサーファーの感動の実話『ソウル・サーファー』

『ソウル・サーファー』

去る5月23日(水)、片腕のプロサーファー、ベサニー・ハミルトン(22)がハワイから来日。有楽町で行われた『ソウル・サーファー』のジャパンプレミアの舞台挨拶に登場した。


ベサニーは、13歳のときにサーフィンの練習中にサメに襲われ、片腕を奪われたが、奇跡的に一命をとりとめた。『ソウル・サーファー』はサメに片腕を奪われても、夢を諦めず、家族と友達に暖かく支えられながら、見事にプロサーファーになるまでを描いた感動の実話である。早くも試写会の口コミでは「ベサニーから勇気をもらった」と高評価である。


盛大な拍手に迎えられて満面の笑顔で登場したベサニーは、「アロハ!」と挨拶。「5年前に飛行機の乗り継ぎで日本の空港で5時間くらい過ごしたことはあったのですが、今回が本格的な初来日です。昨日日本についたばかりですが、早速動物園に行ってパンダを見てきました。日本食が大好きで、色々な日本食を食べました。最初に寿司で、それからおそば、それから抹茶アイス、それからお茶、それからまたお茶ね」とキラキラ目を輝かせながら昨日一日の思い出をまるで友達と話すように楽しそうに語ってくれて、すごく親近感のあるチャーミングなサーファーさんだった。「人によっては悲劇と感じるかもしれませんが、私は失った腕をとりかえしたいとは思いません。日本では津波がありました。私を見て、試練を抱えている人を励ますことができればと思います」と語るベサニー。片腕を失ったことで、海に対する愛、サーフィンに対する愛もより深まったという。


舞台挨拶の最後には、ベサニーと同い年のIMALUが登場し、ベサニーに花束をプレゼントしていた。IMALUは「人生で大きかった出来事を本人でポジティブにそれを変えていく強さを感じて感動しました」とコメント。「サーフィンをやってみたくなったので、誰か教えてください」と茶目っ気たっぷりに話していた。


『ソウル・サーファー』は、諦めないこと、前向きに生きることの大切さを教えてくれる映画。クライマックスのサーフィン大会のシーンには胸が熱くなること必至。文部科学省選定(少年、青年、家庭向き)。ぜひご家族そろってどうぞ。6月9日(土)より全国ロードショー。

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2012/05/28 3:38

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