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『わが母の記』樹木希林の舞台挨拶に本木雅弘がサプライズ登場

『わが母の記』

5月13日(日)、『わが母の記』の”母の日舞台挨拶”が新宿ピカデリーで行われ、母役の樹木希林(69)と原田眞人監督(62)、そして本木雅弘(46)がサプライズで登場した。


ここ数年、「母親役」が多く、すっかり日本のお母さんの代名詞みたいになった樹木希林。サプライズは二つ用意されていて、まずは母の日ということで、カーネーションで作られた樹木希林の似顔絵がプレゼントされた。樹木は「うわ!こんなに花を使ってもったいない! こんなに大きいのもらっても私持って帰れませんから置いて行きますけど。今日はこうして綺麗でいいですけど、明日には枯れちゃってひどい顔になっちゃいますよ」とコメントして会場は大爆笑だった。


続いてのサプライズで本木雅弘が登場。何も聞いていなかった樹木は、義理の息子の突然の登場に「うわー! 何!? よくそういう気になったね」とびっくり。「いつもは芸能界の話はいっさいしてくれない。家でも洗い物をするくらいで、こういうところに出てくるのは初めて。もう何と言ったらいいか。今日は布団をかぶって寝ようと思います」と落ち着かない様子だった。


本木雅弘はこのようなイベントに登場することが滅多にない人だが、「こういうことでもしないと驚いてくれない人なので、今回は引き受けてしまいました」とコメント。「普段は”2、3分以上の役はやりたくない”と言ってるので、この作品にかける意気込みを感じていました」とも言っていた。


樹木は本木に対し、「私だけじゃなく夫の面倒も見てくれるし、頭が上がらないです。親子関係になって17年になるんですが、日常生活でも緊張に満ち満ちた生活を送っています。これからも長生きして私たちを支えてください」と照れながら話していた。樹木は最初は平静を装っていたが、本木が登場してからはよほど嬉しかったのか、ずっと最後まで顔をほころばせて笑っていた。「なんたって、私はガンですから。最終切り札です」と言って本木を苦笑させるあたり、いかにも日本のお母さんの代名詞という感じであった。


一方、原田監督は何度も「ローマ風呂もいいですが」としつこく『テルマエ・ロマエ』への対抗心をむき出しにしていたが、「ヤフーのレビューでも結構長く感想を書いてくれている人がいるんです」とヤフーレビューをまめにチェックいることも明かしつつ、「星4つ以下のレビューは読んでいませんが」と言って笑いを誘っていた。


わが母の記』は、作家・井上靖の自伝的小説を映画化。モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門で審査員特別グランプリを受賞しており、樹木希林は老いゆく母親役を演じている。現在公開中。(澤田英繁)

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2012/05/14 4:58

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