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『オペラ座の怪人』本場ロンドンキャストと劇団四季キャストが夢のコラボ

『オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン』

アンドリュー・ロイド・ウェバーが作曲したミュージカル『オペラ座の怪人』は、ロンドンにて1986年から公演を開始。以来、世界で最も人々から愛されているミュージカル作品のひとつに数えられるようになった。その興行収入は実は『アバター』を上回っており、映画・演劇など全分野を対象にすれば世界一の興収とされる。

初演から25年目の昨年。ロンドンにて25周年記念公演が行われ、それを撮影した映像が一本の映画になった。それが『オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン』である。演劇を撮影した映像を元にした映画としたものとしては珍しく、映像の美しさ、クオリティの高さから、映画評論家の受けもすこぶる高い。演劇作品として完成されていたからこそ映画としても成立したわけである。

先日1月19日にこの作品の上映会が、なんと劇団四季の劇場(電通四季劇場[海])で行われた。劇団四季の絢爛豪華たる劇場で上映するというだけでも凄いのに、しかもゲストには、ロンドンからラミン・カリムルーとシエラ・ボーゲスがわざわざこの日のために来日して1曲披露するという豪華さ。さらに劇団四季の日本人キャストとロンドンキャストのコラボレーションも見られるというあまりにも贅沢すぎる上映会であった。

劇団四季の『オペラ座の怪人』は1988年から上演を開始。当時はテレビコマーシャルでも「劇団四季のオペラ座の怪人は凄いらしい。」というキャッチフレーズで有名だった。私事ながら、当時小学生だった筆者もそのときの衝撃をはっきりと覚えている。「凄いらしい」って、普通なら自分で自分に言う言葉ではない。この掟破りなキャッチフレーズは一躍センセーションを巻き起こした。劇団四季の名は当時小学生の筆者の脳裏にも鮮明に焼き付いた。あのキャッチフレーズ以来、ある意味、劇団四季は筆者にとって演劇界の象徴のように思っていた世界だった。

その劇団四季の劇場で、本場ロンドンのキャストと日本人キャストが一緒に立ってコラボしているわけである。これが凄くないわけがない。ラミン・カリムルーとシエラ・ボーゲスはその佇まいだけでも何か惹きつけられる。かっこいい! 歌った曲は、誰もが一度はどこかで聞いたことがあるあまりにも有名なフレーズであった。そう、これ。このゾクゾク感。たった一曲でここまで人を震わせられるのか。思わずビビビと背筋がしびれた。続いて下手から日本人キャスト高井治が登場。ここからは日本語で歌う。これぞ奇跡のコラボ。

演技が終わって、高井治は「もう明日死んでもいい」と興奮しながら語っていた。ラミンとシエラも「地球の反対側でもこうして『オペラ座の怪人』が愛されていて嬉しい」と喜びを語っていた。2人に花束を贈呈した苫田亜沙子と鈴木涼太も、一ファンとしてこの共演を楽しんでいた様子だった。(澤田英繁)

『オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン』ブルーレイ&DVDは1月25日発売開始。

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2012/01/22 23:11

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